印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

英語版のYouTube動画を公開しました!!

八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

象牙販売時にお客様の署名が必要に

2021年08月13日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて120年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 東京都知事、小池百合子さんから「象牙製品等の販売時の対応について(要請)」のタイトルの文書が来ました。当店が象牙取扱い正規登録店のため、東京都政策企画局から発信の資料の中にありました。

 象牙の印鑑のご注文があった時に、お客様から署名をいただくことになりました。これが小池都知事の言う(要請)です。理由として、
1.「絶滅のおそれのある野生動物の種の保存に関する法律」の改正(平成30年6月1日施行)により、国内の象牙取引の管理が厳格化されている。
2.象牙製品等の違法な海外持出を防止するための対策を実施していくことにした。

 何に対しての署名かは、「購入した象牙製品を違法に海外に持ち出すことはありません。」という内容です。象牙の印鑑をお客様がご注文になって、日本国内でお使いになる分には全く問題がありません。よくよく考えれば、外国に象牙の印鑑を持って行って、何に使うの? と東京都に聞きたくなります。

 以前から象牙印鑑は国外に持ち出せません、と店頭に表示はしてきました。販売時にお客様にこのことは説明をしてきました。今回、これが厳格化されたと言えます。数週間前に、東京オリンピックの取材で日本に見えていた方からネットで象牙の印鑑注文がありました。丁寧にご説明して、ワンランク下の白い水牛に変えてもらいました。外国人の方には販売時に注意が必要です。明らかに、母国にお土産で持ち帰りたいわけですから。



▲東京都から送付されてきた店頭用のミニポスター。日本語、英語、中国語で書かれています。







▲象牙ご注文のお客様に書いていただく署名用用紙です。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする