──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
千葉県にお住いのお客様のご注文で、紫水晶の六角形印材を一点物で作成しました。細かなご指示がありました。内容は、
1. 六角形で紫水晶、紡錘形にする。
2. 頭部に穴を開けて紐を通せるようにする。
3. 印面(彫刻面)は、六角でなく小判型にする。
4. 印鑑ケースはトカゲ革のケース。
というご希望でした。かなり以前に作成なさったことがあったようで、お手元の印材をご覧になりながらご注文をなさったようでした。印材(印鑑の素材)問屋の社長に問い合わせたら、注文を受けてくれました。お電話でいただいたお話だったので、当店からは印材の形の絵を書いてFAXで送って確認をしながら仕事を進めました。
印材が六角形ならば、通常は印面(文字の彫刻面)も六角ですが、今回の場合、六角の彫刻面に小判型(楕円形)の外枠を書いてその中に文字を入れる、楕円形の外枠、六角形の輪郭の間部分は、削り落として朱肉が付かないように彫る。こうすることで、外見は六角形の印材も押捺すると、楕円形の印影になります。
印材、印面とも、一点物です。このようなご希望のお角様は大切にしていきたいと思います。
▲紡錘形で長さは45ミリです。(昔の規格で一寸五分)
▲上からみた紫水晶です。
▲印鑑ケースに入れた紫水晶です。通常の印鑑(円筒形)が入るケースです。
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