弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

事務所開設12年目!
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方向感

2016年12月01日 08時20分03秒 | マネジメント
おはようございます!
雨降りで始まった師走の朝の湘南地方です。

そう。今年も実働は20日を切っているのですよね。
一日一日を大事にしなければいけません。


最近、自分個人としてどちらの方向に向かっていきたいのか、の意識が
希薄になっている気がします。
流されているわけではないんですけどね。
求められたこと、やらなきゃいけないこと、を順にやっていると
やりたいこと を考える時間が減っています。

組織としての方向感は、良い感じででていると思うので、
それで良しという考え方もあるのですが、
個人としてどうなりたい、というところも、自分の気持ちときちんと向き合わないとな。

そんなことを思ったのは、(FBでは書きましたが)
ひょんなことで近所の小学生と遊んでいた時に問われた
「ねえ、しょうらいなにになりたいの?」
というピュアな質問がきっかけ、なのかもしれません。

やっぱり、カッコいいおじいちゃんになりたいなぁ。
そのために今も修行している、と考えれば、今やっていることはそんなに間違ってないと思うけど、
でももっとできることもあるかな、とも。
いや逆かな。集中して取り組む重点項目を決めて掘り下げる、ということが
おろそかになっている。

年末ですものね。
経営計画の見直しとともに、人生設計の見直しもする時期です。
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ニュートン算とか仕事算とか。

2016年11月02日 09時10分50秒 | マネジメント
おはようございます!
連日秋の深まりを感じる湘南地方です。

ふとスケジューラを見てみたら、年内の予定がほぼ埋まりつつあることに気づきました。
そう考えると、先週の帯広で(予定外だったとはいえ)オフの一日を作ることができたのは
良かったと思います。でないと年末まで持たん…。

自分ですることと、任せること。
どこまで任せるかも含めて、てきぱきと決めていかないと
いずれTodoの山に埋もれて窒息死することになるなぁ。
2,3年前とは確実に違うスキルが求められるようになってきた。

“人に振る”力。大事。
投げっぱなしではなく、投げたものがどういう経緯を経て着地点に向かうのか、
事案の質/量と担当者の質/量を踏まえて先読みするチカラが必要。
加えて、任せている間にも常に新たな案件は発生するから、
その負荷も考慮して、仕事量を考慮して…とやっていく。
なんか、小学生のときに算数でやった「ニュートン算」を思い出した(仕事算の難しいやつ)。

仕事算もそうだけど、今思えば、あれって労務管理そのものだよなー。
まあ算数の問題なので話は単純化されていて、
「Aさんは10日で終わらせられる仕事、Bさんは6日で終わらせられる仕事」
みたいに、予めA、Bのアウトプットが判るのなら話は簡単なわけで。
実際はそうもいかない。

人間なのでその日の調子はあるし、何日かかっても終わらせられない場合だってある。
仕事の方も、逆に一見手間取りそうな仕事がやってみたら“瞬解”なケースもある。

ま、そんなばらつきも考えながらそれでも出口を示して割り振るのが大事かなー。
あと、「先ず隗より始めよ」じゃないけど、やっぱり自分でやって、スピード感を示さないとなぁ。

さてさて、そんなわけで今日も始めたいと思います。

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実りある出張

2016年04月27日 17時46分46秒 | マネジメント
こんばんはー!
やや眼精疲労に難儀している@とかち帯広空港です。

月曜日から出張に来ておりました。
・既存のクライアントさまの新規案件及び顧問契約のご相談
・地域振興にどのようなかたちで協力できるかを確認するための自治体訪問
・新規開拓
・6月のセミナーのための取材(という名の観光、だったかも。。でも結構精力的に回った)
となかなか盛りだくさんでした。

火曜日、とあるバーにふらっと一人で立ち寄り、
常連さんと思しき方と十勝の良さについてキャッチボール
(いや、あれは“一方的な投げ込み”だったか?)
でも、地元の人に愛されている土地というのは、やはり活力がある。
願わくば、その活力を目に見える成果として、地域に還元、循環できる流れを
作っていかないとなぁ、と思います。

そのためのブランド保護の手段として、商標やGIを活用したり、
デザインのちからを活かしたり。
できることは、色々あります。
ただ、当職もそうだし、地域の方々もそうなのだけど
“一応頑張ってる”のステージから、一歩進めていきたい。
この一歩進める、というのが、どちらに向いて進むのか(ベクトル)、
どれだけ進めば成果として評価できるのか(スカラー)、
の両方を意識して取り組んでいかないと、
同じところを堂々巡りしてしまう。

うまくそこを伴走していければなぁ、
なんて、今日は襟裳岬まで車を走らせつつ考えておりました。

また来ます!ぼちぼちお土産買って搭乗手続きします。
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今日は良い環境を作って机に向かおう。

2016年04月14日 08時04分48秒 | マネジメント
おはようございます!
曇り空の湘南地方です。

連日外出でしたが、今日は終日地元、の予定。
頑張って事務仕事キャッチアップしなければ。。。。

何回かこのブログでも書いていますが、
「受注の波」というのはどうしてもあるもので。
昨日はそのピークだったようです。
弊所の場合、自分から動いて外部の方との接点を増やしていかないと
どうしても受注には結びつかないのですが、
接点が生まれてから具体的な話になるまでの期間が、
どうしてもまちまち。

ひとつひとつを大事に仕上げていきたいと思います。
お時間頂いている方々、もう少々お待ちくださいませ。。
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振り返り、そして前を向く。

2016年02月22日 07時41分01秒 | マネジメント
おはようございます!
今日はまた少し冷えた湘南地方です。

この土曜日は、中小企業家同友会の
経営指針入門講座「礎」 に参加。
一日かけて、自社のレーゾンデートルを見直してきました。

日々に追われてばかりで忘れがちだったスタートアップ時の志を思い出したり。

あと、経営理念を具現化する過程はネーミングやCI開発作業とよく似たプロセスだなぁ、
と感じたり。

経営者同士の切磋琢磨の場面って重要だなぁ、と思ったり。

なんとなく目を背けていた事実と向かい合わなければいけないのだなぁ、という
覚悟というか諦めというか、を新たにしたり。

なかなか疲労感もありましたが、充実した一日となりました。
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助動詞。

2015年08月08日 13時53分25秒 | マネジメント
さてさて、土曜日だけど仕事中。
個別の案件もつみあがっているのだけれど、
週末はなるべく大所高所に立った仕事をしようとしている。

自由な発想を促すために、なるべく環境も変えることにしてみている。
最近のお気に入りは、江の島にある某ファーストフード店。
海岸が近く、天井が広く、開放的。





今日は、経営理念についてなんとなーく思いを巡らせる。
これまでの経営経験を取り込みつつ、やりたいことを言葉にしていく作業。
意外と、じっくり考える時間が必要。

友人が言っていた、will > can > must の序列。
しなきゃいけないこと に拘束されない
できること だけにこだわらない
やりたいこと をどうやって実現していくか、を考える。

まだまだこれからウン十年は走り続けていくんだものなぁ。

must だけでは気持ちが持つわけないし、そもそもそれって自由じゃない。
軽くクリアしていかないと。

最近、can なことが減ってきた、というか、中身が入れ替わってきた。
能力が落ちているわけじゃないと信じたいけど、
論理的思考のスピードが若いときよりは衰えているような気がしてならない。
その分、経験値によるショートカットも増えてきているけど、
結果として、全く新しいシチュエーションにぶち当たった時のアプローチが変わったなぁ、
と自分でも感じる。

will なことを一つでも多く実現できるために、
そんなこと言わず心身頭を鍛え続けなければなぁ、と思う。

健全な精神は健全な肉体に宿る、ということで、
今日はもう少し頑張ってお仕事をしてから、体を鍛えに行こうと思います。



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個人事業のマネジメントは小学校の時間割?

2013年06月14日 08時44分56秒 | マネジメント
おはようございます。
梅雨空な朝です。


さて。

忙しくなると現実逃避したくなるのが人情というもので(私だけ?!)
早急に各案件をひとつひとつこなしていかなければならないのだけれど、

「法改正や最近の審決判決の動向を確認しておかなければ専門家としてマズいよな~」
と考えて調べものしてみたり、

「いや、クライアントの業界動向情報や技術情報も仕入れておかないとニーズにアジャストできないよな~」
と考えてamazonで書籍買ってみたり、

「事務所としてのキャパ増やさないと。求人情報出さないとな~」
と考えて求人条件考えてみたり、

「営業ツールとかプレゼンツールとかをリファインしないとな~」
と考えてpptいじってみたり、

「あ、そもそも営業計画立てないとな~」
と考えて訪問リスト整理してみたり、

「そうだ経理事務も溜まってたんだ~」
と思っておもむろに経費伝票処理したり、

「ずーっと運動してないよなー。ジム行こうか~」
と思いつつも結局いけなかったり(T_T)

いろいろ目移りするわけです。

これがある程度組織だった事業体だと、
担当セクションに割り振ることができ、組織全体としてマルチタスクができるわけだけど、
個人だと全て自分の判断で優先順位をつけてやる必要があるわけです。

一見“現実逃避”なのだけれど、
これらも放置しておくとあとでにっちもさっちもいかなくなるものだから、
ある程度のパラメータに収まるように定期的に管理しておかんといかんのです。
“情報収集ずっとしてないーっ!”っていうストレスが他のことの集中力を削いでしまうので。

そう思うと、小学校の時間割、というのは
結構うまいことできてるんだなぁ、と今更ながら思います。

一コマ45分は、本当に集中が続くギリギリの時間。
大人でもそうだと思う
(何時間でも続けてやってられるときもあるけど、
 そういうときは自分で「集中力が落ちていること」に気づいていないだけ、
 のことの方が多い)。

飽きないようにいろんな教科を少しずつ。
ちゃんと体育の時間も合間に入れて。

そんなわけで、急ぎも色々あるのだけれど、
持続可能な形でちょこちょこと、今日も業務をこなそうと思います。
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窓口って、大事だ。

2007年11月09日 22時43分23秒 | マネジメント
※連日雑記にて失礼。週末は知財ネタやります。

今日は、娘の耳鼻科の診察券を病院に放り込む役割を仰せつかる。
病院は9時ちょっと前に受付開始。

・・・どうやったって遅刻やん。

ということで、遅れついでに所用を済ますことにした。
①銀行で、口座の開設。
②DoCoMoショップで、電池の交換か、だめなら機種交換
この窓口の対応がなかなか対照的だったので、ネタとして書いてみる。

①銀行にて
シャッターが開くと同時に入店。一番なので当然すぐに対応してくれると思っていたら、受付まで数分待たされる。ナゼ?
やっと応対してくれたと思ったら、なかなか手続がスムーズに進まない。。
朝イチで来てんだから急ぎなのは判ってんだろうに、モタモタモタモタ・・・。
それでもまあ、新人さんかもしれないしな、と思って鷹揚な気持ちで構えていたら・・・

明らかにイレギュラーな事務を避けたい、といった態度で、「通常の手続ではこのようになります」などとはじめやがった。
なるほど。この銀行は、全て“自分達の都合”に客を合わせるわけだ。
・・・ったく、面倒くさがらずに、「可能な手続」かどうか調べやがれってんだ。
自分の事務知識が拙いことを客に転嫁するなよ。何勘違いしてんだか。

結局、その後もモタモタ。。。たかが新規口座開設如きに30分以上も取られてしまった。。。それもただ手続だけ。特別役に立つ情報もゼロ。たぶんこことは積極的には取引しない。

※ちなみに以前、全く同じ手続を別の銀行でやったら、正味10分でできたし、極めて気持ちよくお話ができた。なので銀行が皆こう、というわけではない。

②DoCoMoショップにて
いい加減に携帯の電池がどうしようもなくすぐなくなるようになってきたので、電池交換か機種交換のために寄った。番号札をとって10分。
「大変お待たせしましたぁ!」とのさわやかな一声。深々とお辞儀。
実際待たされたが、一連の所作で、全く気にならなくなった。
電池のことを話すと、
「2年以上お持ちだと、無料で交換させていただけます。この機種なら、もう2年超えていらっしゃいますよね。」と。
電池交換の登録手続の間も、「電話とメールだけできればいいんだけど、なんかいいのありますか?」なんて尋ねたりしても、端末操作の手は休めないまま、カタログを開いて適切なのを勧めてくれる。ちょっとこの時点で買おうかな、なんて心が動く。
「でもまあ、電池交換試されて、それで思わしくなければ端末購入をご検討いただくのがよいかもしれないですね」
と、こちらの立場になって話をしてくれる。
結局、購入は今日は見送ることになり、
「すみません、色々教えてもらって結局何も買わず・・・。」
と私がいったら、
「いえいえ、長い間大事に使っていただいてありがとうございます!」
とのお返事
仮にこの言葉がマニュアルであるのだとしても、大変気持ちよく感じた。
次携帯買うんなら、この人から買おう、と思った。


思うこと。

私が接したそれぞれの窓口の方は、その会社の、ほんとうにごくわずかな側面で、もし他の人に当たっていたら、また全然違う印象をもっただろうと思う。

でも、いや、だからこそ、窓口って、大事だ。
第一印象って、大事だ。
両者の決定的な違いは、
「誰の立場で話を進めようとしたか」という点にある。

自分の属する組織の理屈で話し出したら、相手は100%反発する。
相手の置かれた立場になって話し出したら、相手は100%喜んでくれる。
とても当たり前の、すごく簡単な話だ。

窓口の人が、外部の人間、それもお客さんに向かって
「あなたのためになりますよ」
というメッセージを送ることができなければ、
仕事がうまく回るはずがない。

自分の仕事でも、自分の理屈だけでお客さんに迷惑をかけていないか?
お客さんの立場で物事を考えられているか?
そんなことを考えさせられた、今日の出来事だった。
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