おはようございます!
夏雲浮かぶ@湘南地方です。
暑い暑いと言いつつも、少しずつ季節は移り変わっていっているのですね。
さてさて、今日は
こんな記事。
(ITmediaAIより引用)
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「著作権トラップ」――生成AIに作品を“無断盗用”されたか後から証明する方法 英ICLなどが開発
英インペリアル・カレッジ・ロンドンなどに所属する研究者らが発表した論文「Copyright Traps for Large Language Models」は、大規模言語モデル(LLM)の訓練データに著作権所有者の作品が含まれているかを特定する方法を開発した研究報告である。これは、著者や出版社が自分の作品にさりげなく印を付け、それがAIモデルで使われたかどうかを後で検出できるようにする用途を目的としている。
LLMの学習プロセスで使用されるデータの中に、著作権で保護された内容が含まれていることが問題視されている。この状況を受け、研究者たちは特定の文章がLLMの学習に使われたかどうかを判定する方法を開発した。
この技術は、20世紀の地図作成者たちが不正コピーを検出するために架空の町を地図に入れていたことからヒントを得ている。研究チームは「著作権トラップ」(Copyright Traps)と呼ばれる独自の架空の文章を原文に挿入することで、訓練済みLLMにおけるコンテンツの検出可能性を研究した。
(以下略)
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(引用終わり)
…もはやもともとの法律制定のころには想定していたなかったであろうフェーズに現実が突入してしまっている感がすごいな。
先日の
「emamori」の件もそうだけど、法律による救済を待つのではなく「自力救済」。
テクノロジーにはテクノロジーで対抗を、といったところだろうか。
これは感覚的な物言いで恐縮なのだけれど、
生成AIを用いて得られる成果物を、あたかも自分で創作したかのようにふるまったり喧伝したりするのが問題なのであって、
「これは生成AIを使ってつくってみましたよ」と表示することを義務付けるような建付けにして、ある程度自由に生成AIによる表現を認めてしまった方が
結果的には良い世の中になるんじゃないかな…と個人的には思っている。
「天然」と「養殖」みたいな食品表示の義務付けのような感じで。
でもそれだと目下のクリエイターには経済的に厳しすぎる状況が生まれてしまうのだろうか…?
人の心を絶対的に動かすものは、結局人の手によるのでは?という風に思っているのだが。
誰しも「人間の作りし神の手」に自らの存在を脅かされつつある昨今。
これに抗するために必要なのは、果たして「立ち向かう神の手」なのか、「唯一無二の自らの手」なのか。