おはようございます!
11月末の割にはあったかい今朝の湘南地方です。
それでいてココアを飲んでちょっと幸せ。最近コーヒーよりココア派。
さて、今日はこんな記事。
(「ねとらぼ」11/29記事より引用)
===================
「知的財産教育協会財団」を名乗る架空請求ハガキにご用心 「著作権侵害訴訟」の名目で不安をあおる手口
「知的財産教育協会財団」を名乗る団体から、「著作権侵害訴訟最終通知書」なるハガキが来た――そんな報告がTwitterに投稿され、話題となりました。記載された電話番号を検索したところ、相手先が架空請求詐欺業者であるとの情報が出たことから、投稿主のゆきんこさん(@tntnlemon)は電話しないようにと注意を呼びかけています。
ハガキには「貴方のインターネット利用による著作権侵害の訴訟準備期間に入りました」「このまま連絡なき場合、原告側の主張が全面的に受理され、裁判後に差押えを~」などと不安をあおる文面が。しかし第一報にもかかわらず「最終通知書」であったり、印刷書式に不備があったりと粗が目立ちます。消印は11月25日となっていますが、異議申し立ての期日が到着時期の28日。猶予がまるでなく、受取人を焦らせて電話するよう誘導する手口とみられます。
===================
(引用終わり)
詐欺あるあるですよね。
・何となく身に覚えがある(人がそこそこいるであろう)行為について遠回しに指摘される
・それでいて、その分野のルール、法制度にはそんなに明るくない
・唐突に来る通知、で焦らせる
・電話をするように促される
・普段「訴えられる」なんて経験ないから、例えハガキ1枚の体裁でも結構焦る
・通知元は、それっぽい名前、或いは実在する団体に似た名前
こういう時に大事なのは、
「まず落ち着く」こと、そして「自分で勝手に判断しない」こと。
便利な時代なので、例えば電話しろと言われている電話番号で検索をかけるだけでも、いろんな情報が載っている。
リンク先に載っているハガキを見れば、他にも色々ツッコミどころ満載なのだけど、
そもそも訴えるのにこんなハガキ1枚で通知するわけもなく。
著作権に限らず、知財関係で実にありがちなのは外国出願した後にくる海外からの謎の英文レター。
たぶん国際公開を見て送ってきているのだろうけど、出願人本人にあたかも
“この手数料を払わないと手続上不都合が生じるよ”と思わせるような通知がくる(→WIPOのHPにこんな感じでまとまっている)。
知財全般、一般の関心が高まっている割に制度はそこそこややこしいので、
そこのギャップを突いて詐欺が横行する条件は整っている。
ということで、皆さまお気を付けください。
11月末の割にはあったかい今朝の湘南地方です。
それでいてココアを飲んでちょっと幸せ。最近コーヒーよりココア派。
さて、今日はこんな記事。
(「ねとらぼ」11/29記事より引用)
===================
「知的財産教育協会財団」を名乗る架空請求ハガキにご用心 「著作権侵害訴訟」の名目で不安をあおる手口
「知的財産教育協会財団」を名乗る団体から、「著作権侵害訴訟最終通知書」なるハガキが来た――そんな報告がTwitterに投稿され、話題となりました。記載された電話番号を検索したところ、相手先が架空請求詐欺業者であるとの情報が出たことから、投稿主のゆきんこさん(@tntnlemon)は電話しないようにと注意を呼びかけています。
ハガキには「貴方のインターネット利用による著作権侵害の訴訟準備期間に入りました」「このまま連絡なき場合、原告側の主張が全面的に受理され、裁判後に差押えを~」などと不安をあおる文面が。しかし第一報にもかかわらず「最終通知書」であったり、印刷書式に不備があったりと粗が目立ちます。消印は11月25日となっていますが、異議申し立ての期日が到着時期の28日。猶予がまるでなく、受取人を焦らせて電話するよう誘導する手口とみられます。
===================
(引用終わり)
詐欺あるあるですよね。
・何となく身に覚えがある(人がそこそこいるであろう)行為について遠回しに指摘される
・それでいて、その分野のルール、法制度にはそんなに明るくない
・唐突に来る通知、で焦らせる
・電話をするように促される
・普段「訴えられる」なんて経験ないから、例えハガキ1枚の体裁でも結構焦る
・通知元は、それっぽい名前、或いは実在する団体に似た名前
こういう時に大事なのは、
「まず落ち着く」こと、そして「自分で勝手に判断しない」こと。
便利な時代なので、例えば電話しろと言われている電話番号で検索をかけるだけでも、いろんな情報が載っている。
リンク先に載っているハガキを見れば、他にも色々ツッコミどころ満載なのだけど、
そもそも訴えるのにこんなハガキ1枚で通知するわけもなく。
著作権に限らず、知財関係で実にありがちなのは外国出願した後にくる海外からの謎の英文レター。
たぶん国際公開を見て送ってきているのだろうけど、出願人本人にあたかも
“この手数料を払わないと手続上不都合が生じるよ”と思わせるような通知がくる(→WIPOのHPにこんな感じでまとまっている)。
知財全般、一般の関心が高まっている割に制度はそこそこややこしいので、
そこのギャップを突いて詐欺が横行する条件は整っている。
ということで、皆さまお気を付けください。