リフォーム店の舞台裏

リフォーム店店長の日記。

太陽光発電施工研修会

2010-07-03 15:36:13 | 太陽光発電


今週木曜日と金曜日の2日にわたり、パナソニック電工さんの太陽光発電の
施工研修を受講してきました。
太陽光発電は前々から興味はあり、商品の説明会には参加していましたが
それだけでは、お客様に販売するにしても、その工事をするにしても
知識不足でしたが、この研修で商品知識、施工について理解を深めることが
出来ました。


上の画像は、リフォームにも対応できる上乗せタイプです。
この桟に太陽電池パネルを取り付けます。
太陽電池パネルは、畳より一回り小さい位のサイズで
重量は桟を入れて約20㎏。パネルは最低でも10枚は必要とのことで
大人3人分、約200㎏の加重が屋根にかかることになりますね。

それ位の加重は建物にとっては、さほど問題無いと思いますが
メーカーでは、築10年位までのお住まいへの
取り付けを推奨しています。
また瓦棒葺きの屋根、野地板が9㎜の屋根への取り付け
出来ないとのこと。



こちらはパワーコンディショナーの内部。これで直流から交流へ変換します。
太陽電池本体の寿命は20年以上とのことですが、このパワーコンディショナーの
寿命はその半分の10年位。定価は約30万円。


さて先ほどの桟に太陽電池パネルを載せ


4本のボルトで固定して↑太陽電池パネルの取り付けは完了↓

画像のパネルは新製品で一枚当たり215Wを出力します。

数値だけ見れば、これが3枚あれば省エネタイプのエアコンの冷房運転が出来ます。
この黒いパネルに太陽光が当たるだけで、電力を産むというのはなんとも
不思議です。

太陽光発電が100パーセントその実力を発揮するには、色々と制約がありますが
興味のある方のお問い合わせをお待ちしております。


太陽光発電システムなら・・・


リフォームワークス
TEL045-834-3030
横浜市磯子区洋光台1-13-38
園芸店VIVOさんの正面です


付録です。
研修の備忘録代わりですが・・・・


180Wタイプのパネル通しの接続部分。複雑形状のアルミ材で
繋ぎジョイント部分はカバーされます。


210Wタイプの接続部分。
180Wよりも高価な210Wですが、ジョイント部分は
隙間が空いたまま。取付けボルトも露出しています。
見た目はともかく、通風は良さそうです。
ただ落ち葉などが挟まる可能性もあり、少しビミョーな
納まりですネ。



同じく210Wタイプのスレートカバーとスレート金具の納まり。
屋根置きタイプの場合、既存コロニアルにスレートカバーを差込み
その上に金具を取り付けて太陽電池を載せます。
スレートカバーは、働き幅182ミリのコロニアルに対応しています。



新築用 180W野地ピタタイプの納まり。
ルーフィング、軒先水切などの取り付けが必要。
板金の知識、技術が若干必要です。
既存屋根材の上に載せるタイプと違い、太陽電池パネルの下には
屋根材が無いので、重量面では有利。
耐震性能を考えるとリフォームで使ってもよいかもしれません。


瓦の形状をした取付け部品。
瓦の場合、瓦の下にブラケットを取り付ける他に
既存瓦をこのアルミ材で出来た瓦に、交換して取り付けることも出来ます。
瓦の種類は4種類用意されています。
瓦屋根の場合も、屋根の知識が必要です。
画像手前は平板瓦、奥は日本瓦用です。





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しばらくして施工研修終了証が届きました。








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