今週始めから、耐震補強と水回りの全面リフォーム工事を
着工しています。
耐震補強は
、「既存建物耐震補強研究会」の匠建築さんに
お願いして「足元補強」から開始。
「足元補強」は基礎の上45センチの高さまで壁を取り除き
土台の不朽状況、筋交い、柱の結合部を確認して問題のある
部分を補強する作業です。
この建物は土台は問題ありませんでしたので、
筋交いと柱を金物で補強、土台を固定しているボルトの座金を
厚く大きなものに交換する作業をしました。
アンカーボルトの間隔が開きすぎているところは、専用の金物で
基礎と土台を固定します。
そして大きな一間半のテラスサッシは一間の出窓に交換、
出窓の左側を半間の壁にして、ブレスで補強しています。
そして少し大変なのは、浴室の外壁を耐力壁にするべく
腰までの高さのブロックを壊して、新たに土台を回して柱を建て
木軸で壁を作っていく作業。
浴室を腰までの高さまでブロックで作っているお住まいは、
土台回りの不朽には強いのですが、耐震的には脆弱なんですね。
上の画像は浴室回りを木で組みなおして、ブレスや窓を取り付け終わったところ。
この後、ラスカット合板を張り、モルタル塗り~塗装仕上げという流れで
外回りを仕上げます。
浴室内部は、次回、システムバスの取付けになります。
今回は配管の交換もしますので、同時進行で配管交換します。
掘り出した給水配管は鉛管と鋼管のコンビネーション、給湯配管は鋼管で
共に腐食が進行しており、交換するのには良いタイミングでした。
耐震補強を兼ねたリフォームは・・・
リフォームワークス
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横浜市磯子区洋光台1-13-38
園芸店VIVOさんの正面です