
画像は、私の実家。最近、擁壁の鉄骨柱が錆び
鉄骨の周りに巻いてあるモルタルにヒビが入り始めました。
モルタルの破片が落ちてきて、誰か怪我したら大変という
両親の頼みで、今回、柱を炭素繊維で巻いてしまうという
最新工法で補強することにしました。
最新といっても、高速道路などの橋脚補強では、もうすでに
実績があります。
また最新といっても、施工はいたって単純にして簡単そう。
まず、下地を削ったりしてきれいにしたところに
布のようなぺらぺらの炭素繊維を1、2回巻きつけ、
それに樹脂を含ませて硬化させるというもの。
(張り子の虎を作るのに似ているかも・・・)
硬化したら、その表面をモルタルと塗装で仕上ると厚みもほとんど
変わらず、中身はしっかりと補強されるとのこと。
開発した石井さんは、元は産業機械の設計をしていたとのことで
強度試験は、綿密にしているようです。
この工法は、鉄筋の入っていない基礎の補強に最適で
基礎の両面にこの炭素繊維を貼り付けるだけで、鉄筋の入った
基礎の強度に近くなるとのことです。
最近、基礎と柱を繋ぐ耐震金物の広告を見かけます。
引張り強度13トン!!などと謳っていますが、耐震金物の強度は
13トンあっても、鉄筋の入っていない無筋の基礎には、
そこまでの強度はありませんから、もし無筋の基礎に、その手の
耐震金物を取り付けるなら、まずは、この炭素繊維を基礎に
貼り付けてみてはどうでしょうか?
ちなみに耐震金物ですが、実際に取り付けられたお客様に
よると、2階が揺れなくなったとのこと。基礎の補強と組み合わせれば
耐震性はかなり向上しそうです。
来週から工事しますので、またご報告します

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