耐震補強を本格的にしてみたくなり、有隣堂とアマゾンで
保坂貴司さんの本を3冊買って、この週末に読みました。
前々から、本格的に取り組んでみたいとは思っていたのですが
どれくらい耐震補強をして、さてどれくらいの地震に耐えられるのか、
わからずに、お客様には勧めてきませんでした。
浴室をリフォームするときに腐食した土台や柱を補強する程度でした。
当然、耐震補強は耐震が売り物ですから、どれくらいの地震に耐えられるかが
商品の中身になります。
保坂さんによれば、震度5強の地震に耐えられるようにするのが目安とのこと。
震度5強といいますと、建物の重量のほぼ20パーセントがどーんと建物に
ぶつかるエネルギー。
体重60キロの人なら12キロの幼稚園児が体当たりしてくる
感じなのでしょうか?
ですから、地震のことを考えれば、建物の重量は軽い方が良い。
当然、重心も低い方が良いので、2階にあるピアノや本を1階に移すことも
不用品を処分することも、耐震に有効です。
建物がどれくらい体力不足なのかを調査するのが耐震診断、
その不足分を補うのが耐震補強工事であって、床下を除いて、
診断するだけでは、ただの老朽化診断であると、
また、闇雲に耐震金物を取り付けることは、
建物のバランスを崩す可能性もあり、
お勧めできないと、その本では謳われています。
ところで、古いからとか、建て替えるからとか、の理由で耐震工事をせずにいて
もしその家が地震で倒壊して、救急車や消防車の通行を妨げたり、
また隣家が倒壊してきた、自分の家の巻き沿いになることを考えると、
耐震工事をすることは、戸建住宅を所有する人の義務でもある、
と保坂さんは述べており、小さなフネをもつ私としても感じるものが
ありました。
マリーナでも、台風で、古い舫いロープが切れて、近所のフネに
ぶつかってしまうことはよくあるのです(少し脱線)
4月に保坂さんの講習会があるとのことで、早速申し込みました。
また、耐震補強のことは、ご報告したいと思います
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