ヘイリー氏は米共和党の大統領候補指名を目指している=ロイター
ワシントン=共同】
11月の米大統領選で共和党候補指名を争うヘイリー元国連大使は5日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、自身への脅迫行為の増加を理由に大統領警護隊(シークレットサービス)による護衛を申請したことを認めた。
「私がやるべきことを止めることはできない」と述べ、選挙活動の継続も明言した。
ヘイリー氏は指名争いで、党内支持率トップのトランプ前大統領と一騎打ちになっている。前大統領はヘイリー氏に撤退を求め、非難合戦が激しさを増している。
同紙によると、南部サウスカロライナ州で先週開かれたヘイリー氏の集会で、演壇に走り寄った女性が警備員に取り押さえられた。
ロイター通信によると、ヘイリー氏の自宅で銃撃事件が起きたなどとする虚偽の通報が昨年末と今年初めにあった。何者かが選挙運動の妨害を図った可能性がある。
日経記事 2024.02.06より引用