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ウクライナ支援など継承、日伊首脳 伊空母を日本派遣へ

2024-02-06 11:20:30 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


会談を前に握手する岸田首相とイタリアのメローニ首相(5日、首相官邸)

 

岸田文雄首相は5日、首相官邸で来日中のイタリアのメローニ首相と会談した。

2024年の主要7カ国(G7)議長国のイタリアに23年のG7首脳会議(広島サミット)などの成果を引き継いだ。ウクライナ支援や人工知能(AI)、対中国といった課題で認識を擦り合わせた。

岸田首相は共同記者発表でイタリア軍が24年に空母などの艦艇を日本に寄港させ、自衛隊と共同訓練すると明かした。

メローニ氏は23年議長国の日本について「非常に複雑な仕事を見事に成し遂げた」と評価した。ロシアのウクライナ侵攻やインド太平洋の地域情勢、AIに触れて「今年のG7でも継続的に(取り組みを)続けていきたい」と話した。

メローニ氏が今年に入ってG7メンバーの国を訪れるのは初めて。

両首脳はロシアによる侵攻が長引くウクライナをG7が結束して支えると再確認した。緊迫する中東情勢でも意見を交わした。


対中国を念頭に貿易や投資で圧力をかける「経済的威圧」への対抗といった経済安全保障分野でも協調を続ける。イタリアは23年12月に中国の広域経済圏構想「一帯一路」からの離脱を通知した。

メローニ氏は24年のG7の主要テーマに「AI」と「アフリカ」を挙げている。


日本は23年にG7議長国として生成AIに関する国際的なルールをつくる「広島AIプロセス」を立ち上げ、偽情報対策などを盛った合意をまとめた

。メローニ氏も生成AIが雇用に与える影響などに重点を置いてG7の協議を深める意向だ。

イタリアは欧州が直面する移民の急増への対応を重視する。特にアフリカ地域の開発支援策を練り、移民の抑制につなげる方針だ。

日本は今夏にも都内でアフリカ開発会議(TICAD)の閣僚会合を開き、日本独自の貢献を話し合う。

欧州連合(EU)の欧州国境・沿岸警備隊(フロンテックス)の試算によると23年に不正にEU域内に入った人数はおよそ38万人で、16年以降で最多になった。

うち4割をアフリカからイタリアの島などに渡る「中央地中海ルート」が占める。

 

日経記事 2024.02.05より引用

 

 


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