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イラク、3人の死刑執行 死者300人超の爆発事件で

2023-08-29 18:25:40 | 安全保障、戦争・軍事・テロ・ハニトラ、マフィア、スパイ・犯罪・詐欺

Iraqi women mourn at the site of the bombing in Baghdad's Karrada district during a symbolic funeral on July 10, 2016 for the victims of the attack
  2016年7月の事件直後に、バクダッド市内の現場付近で悲しみの表情を浮かべる女性たち


イラクの首都バグダッドで2016年、車両が爆発し300人以上が死亡、数百人が負傷した事件で、テロ行為などで有罪判決を受けた3人が28日までに絞首刑に処された。

この事件は、イラクが2003年にアメリカ主導の侵攻を受けて以降で、最悪の爆弾テロとなった。イスラム国(IS)が犯行声明を出した。

ムハンマド・シーア・アル・スダニ首相は、処刑された人物の名前も、いつ死刑が言い渡されたのかも明らかにしなかった。死刑は27、28の両日に執行されたという。

政府筋がAFP通信に語ったところでは、事件の首謀者とされたISのガズワン・アル・ザウバイ幹部も処刑された。同幹部は拘束され、2021年にイラクに戻されていた。

首相官邸によると、首相は被害者の家族たちに、「テロ爆発事件への関与で有罪とされた3人の重要犯罪者」に「死刑判決の正当な処罰」が実行されたと伝えたという。



断食明けの夜に爆発

事件は2016年7月3日に日付が変わったころに発生。

爆発物を満載した車両が、イスラム教シーア派の住民が多いバグダッド・カラダ地域の混雑したショッピングセンターのそばで爆発した。

 

当時、人々はイスラム教のラマダン(断食月)明けの時間を楽しんでいた。

犠牲者の多くは、爆発後に建物を襲った火災で死亡した。

 

当時のムスタファ・アル・カディミ首相は、ISのザウバイ幹部が事件の「主犯」であり、「他にも多くの人」が関与していると非難した。

 

イスラム教スンニ派のISは、かつてイラク東部からシリア西部に広がる8万8000平方キロメートルの土地を制圧し、約800万人を残忍に支配していた。


2017年にイラクで、2019年にはシリアで戦闘に敗れたが、まだ数千人の戦闘員が両国で活動を続けているとみられている。

国連は今年3月、ISについて、イラクとシリアで「5000~7000人のメンバーと支持者」を抱えていると推定。「そのおよそ半分は戦闘員」だとした。



 

BBC記事 2023.08.29より引用

 

 

 



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