トランプ氏は「独裁者」と呼んだゼレンスキー氏と「彼と協力したい。非常に良い関係だ」と主張した=ロイター
【ワシントン=坂口幸裕】
トランプ米大統領は27日、「独裁者」と呼んだウクライナのゼレンスキー大統領をいまも独裁者と認識しているかと聞かれ「そんなことを言ったか。それを言ったとは信じられない」と切り返した。
米首都ワシントンのホワイトハウスで英国のスターマー首相との会談冒頭に記者団の質問に答えた。トランプ氏が19日に「選挙をしない独裁者」と批判した直後、スターマー氏はゼレンスキー氏を「民主的に選ばれたウクライナの指導者」と擁護していた。
2022年2月に侵略を受けた後、ウクライナでは戒厳令が発令されたため選挙は実施できない。大統領任期は5年で、19年5月に就任したゼレンスキー氏の任期は24年5月までだった。
トランプ氏は27日、一転してゼレンスキー氏と「彼と協力したい。非常に良い関係だ」と主張した。28日に両首脳はウクライナの資源権益を米国に譲渡する協定案に署名する予定で、修復へ軌道修正する狙いがあるとみられる。
ウクライナ侵略の停戦後にロシアのプーチン大統領が再び侵略する可能性があるかと問われ「そうは思わない」と否定した。「彼は約束を守るだろう。私は彼と長い付き合いだが、約束を破るとは思わない」と持論を展開した。
- ウクライナの戒厳令の内容とその影響は何ですか？
- ゼレンスキー大統領の任期とその政策について教えてください。
- ウクライナの資源権益譲渡協定案の主なポイントは何ですか？
- ウクライナの選挙制度の背景とその特徴は？
日経記事2025.2.28より引用
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『何事も失敗の原因の本質は無知。 そして根拠無き思い込みと根拠なき楽観！』 ビジネスもプライベート同じ Renaissancejapan
