キヤノンが開発した世界最高画素数の画像センサー
キヤノンは22日、超高解像の画像センサーを開発したと発表した。
画素数は4億1000万と「フルサイズ」のタイプでは世界最高水準になる。広範囲をカバーする監視カメラのほか、医療や産業分野での利用を見込む。
光を電気信号に変換するCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーを開発した。
これまでキヤノンとしては「APS-H」と呼ばれるフルサイズよりも一回り小さいタイプで、2億5000万の画素数が最高だった。
今回開発した製品の販売時期や価格は未定としている。
超高解像の画像センサーは撮影した画像の任意の領域をトリミングして拡大しても精細に見られるといった利点がある。監視カメラで広い範囲を撮影し、見たい箇所だけを拡大するといった使い方を想定している。
日経記事2025.1.22より引用