パナソニックホールディングス(HD)は14日、スマートフォンや携帯電話に使われる通信規格に関連した特許について、中国スマホ大手のOPPO(オッポ)および小米(シャオミ)と、クロスライセンス契約を結んだと発表した。
契約締結に伴いパナソニックHDは2023年にオッポと小米を相手に中国と欧州で起こした訴訟を取り下げた。
クロスライセンス契約は3G(第3世代移動通信システム)やLTEの通信規格に関する特許が対象とみられる。
オッポとの契約はパナソニックHDとの2社で締結し、小米とはパナソニックHDが一部特許を譲渡している企業を含めた3社間で結んだ。
パナソニックHDは今後、オッポや小米との間で「知的財産を活用した共同プロジェクトなどに取り組む可能性がある」としている。
日経記事2025.1.14より引用