【NQNロンドン=蔭山道子】
16日午前のロンドン外国為替市場でユーロの対ドル相場は横ばい圏で推移し、英国時間9時30分時点は1ユーロ=1.0980〜90ドルと、前日の同16時時点とほぼ同じ水準となっている。
16日はユーロの取引材料となりそうな欧州の経済指標などは予定されていない。持ち高を傾ける動きは限られ、狭い範囲でもみ合っている。
英ポンドは対ドルで小高い水準での小動きとなっており、1ポンド=1.2880〜90ドルと前日の同16時時点と比べて0.0030ドルのポンド高・ドル安で推移している。
16日の取引で米長期金利の上昇に一服感が出ており、ポンド買い・ドル売りにつながった。新たな材料待ちという雰囲気があり、ポンド買い・ドル売りの勢いは鈍い。