そこここでサクラが満開になりましたね。
リセッツのある椚山の用水沿いのサクラもなかなかお見事ですよ。
ぜひお花見がてらお越し下さいませ。
さて私が今いる場所(自宅)からもサクラが見えるんです。
朝日町に野新(のうしん)という町内がありまして、これは朝日町に住んでいる人でさえ「知る人ぞ知る村」なのです。
なんせ家は二軒しかありません。
なので町内自治会運営もお隣のわが村「高橋」と合同で行っています。
おそらく昔はもっとたくさん家があったのだろうと思う。
そして何故か野新からはるか離れた場所にぽつんと野新のお宮さんがあるんです。
お宮さんを撤収するとか移動するなんてことは出来ないのでしょうね。
だからたった二軒で、このお宮さんを守り続けておられます。
朝、起きてカーテンを開けると、毎日このお宮さんが目に飛び込んできます。
ここのサクラが咲くと、どこの名所に観に行くよりも何よりも一番身近に『春』の訪れを感じます。
田んぼの真ん中にこうしてポツンとあるから、なおさらインパクトがあるんですね。
人の手を借りることもなく、雪が深かろうが、暖冬だろうが、時が来れば必ず花を咲かせる。
当たり前のことだけど不思議。
このプログラムはいったいどこから来るの???
聖書の言葉をふっと思い出す。
空の鳥、野に咲く花たち。撒きもせず紡ぎもしないのに(なんの仕事もしていないのに)、神様はちゃんと生かされている。
ましてや神が自分の姿に似せて創られた人間を愛さないわけがない。というお話です。
そうなんだよね~。
何かが出来ようが出来なかろうが、元気だろうが病んでいようが、お金持ちだろうが貧乏だろうが・・・etc みんな同じように生かされている。同じだけ愛されている。
ちっぽけなプライドとか、つまらないこだわりとか、そんなもんどうでもいいよと思えてくる。
(ふなかわ)