数日前の朝、洗濯機を回しつつ、気づいたら干す時間がなくて、そのまま家を飛び出していきました。

夕方もどり、「あ~あっ」ってウンザリしながら部屋干ししていたら、なんか「匂う」(もちろんいい匂いではないっ)

その日はけっこう蒸し暑い日だったし・・・。
しかもすすぎ水に精油を入れるのも手抜きしていた。
で、ラベンダー水のスプレーをシュッシュして、ちょっと紛らわしたのですが、一度、臭くなったものって取り返しがつきませんよね。

再・洗濯


・・・そうなんです。
すすぎの段階で、ラベンダーなどの精油が加わると、例えすぐに干さなくても、けっこういい香りが持続します。
香りがいいだけではなく、精油はほんの一~二滴であっても、かなりの殺菌効果があるようです。
だから、これから暑くなる季節に向かって、精油は必須アイテムですね
布ナプキンセットについている「ムーンウォッシュ」もさっぱりした香りですし、ほとんどの精油に殺菌効果があるので、お手持ちの精油がありましたら、何でもOKです

買ってからかなり日数が経って「これって大丈夫なん?」っていう精油も、ぜひハウスキーピングにじゃんじゃん活用してくださいね。
ところで最近、あるお客様がこんなことを仰ってました。
お洗濯には重曹が良いと知って、子供の衣類などをいつも重曹で洗っていたら、なんとなくピンク色っぽくなってきました。これはカビの一種の仕業で、特に害はないそうなんですが・・・・・・

と。
今のところ、うちでは、そんなふうになったことはなかったので、どうしてだろうなぁ???と考えておりました。
そこで改めて重曹の性質などを調べてみました。
重曹は弱アルカリ性なんだそうです。
弱アルカリ性は、人体から発生する皮脂や汗などの汚れ(酸)を中和させて水溶性となるので、洗濯や汚れ落としに効果があるのだとか。
だから布なぷの汚れもスルスルと溶け出していくんですね。
汚れは落ちるものの、『除菌力』という点ではどうなんでしょうね???
まあ、普段の洗濯や掃除にそんなに激しく『除菌』を求めなくてもいいかなって気もしますが。
(昨今、『除菌』のしすぎで、かえって抗体をなくしたりもすると聞きますし。)
でも、私の経験からいうと、『重曹』で汚れ落とし(洗濯)、『精油』で除菌と柔軟剤がわり&香りづけというコンビがとても気に入っています。
(すすぎに重曹を使うという方もいらっしゃいますが・・・確かにふっくらしますよね。)
それできっと、カビの繁殖なども抑えられるのではないかしら。
基本的に精油は酸性なので、酸性のものには殺菌力があるのです。
重曹の足りない部分を補ってくれるんじゃないかな。
精油の除菌力は、あくまで天然で安全、だけどしっかり働くみたいな良さを感じます。化学的な除菌剤だと極端にやりすぎるというか。
重曹は、水に溶けて、汚染物まで吸着してくれるので、みんなが使えば使うほど、川も海もきれいになるそうです。
そして精油も、身の回りのものや人体に有効に働いてくれます。
どちらも自然の一部として、循環することができるのです。
化学物質は、いつまでも人体に蓄積されたり、環境を汚したり、自然に分解されることがないっ。(どこかに溜まっている。)
自分や家族を守ることは、地球を守ることと繋がっているのですね。
(ふなかわ)