Richardに愛をこめて…

旅立った最愛のRichardへ贈る
マダムKのDiary
    

横山大観展・・・良き師、良き友

2013-10-11 | art・・・美術館他

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ここへ足を運ぶのは2回目です
午後3時半・・・見上げた空には うろこ雲が絵画のように映っていました

 

 

 

 

 

 

 

 


「横山大観展」
横浜美術館で 前期10月5日~30日、後期11月1日~11月24日まで開催されています
先日 訪れた時には あまりの大作が揃っていたため高揚して 作品を覚えていないほど・・・
今回は ゆっくりと感じてみたいと訪れましたが
でも・・・やはり感動して胸がいっぱいになって・・・
もう一度 行かなければと思いました

 

 

 

 

 

 

 


祇園都桜

大観は この渓仙の描いた 京都の祇園都桜を見て感動し 後の夜桜を描いたと言われています
目の前に広がる渓仙の夜桜は 深い闇の中で火の灯りで浮かび上がり それは美しい枝垂れ桜でした
しばらく足を止めて呼吸も忘れたほどです・・・

 

 

 

 

 

 


11月に展示される 大観の「夜桜」 
六曲一双の屏風に描かれた山桜は それはそれは見事だそうです
是非 足を運んで この目に焼きつけたいと思っています
以前 この屏風の絵を本で見た時に いつか いつか体力があれば刺繍にしたいと思っていました・・・

 

 

 

 

 

 


昔は こんな風に火を焚いて夜桜を見ていたのでしょう
焚火で照らされる桜は ゆらゆらとした炎の灯りで幻想的だったでしょうね・・・

 

 

 

 

 

 

 


青い夜空にお月さま
そして夜桜・・・美しい 

 

 

 

 

 

 

 


 瀟湘八景とは 中国湖南省洞庭湖で合流するふたつの河川瀟川と湘川の名勝を季節と絡ませながら描かれています
私の大好きな 大観の八つの絵でもあります

 

 

 

 

 

 


大観は 目鼻立ちの整った甘いマスク
生涯 こよなくお酒をする酒豪でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 
大変な酒好きとして知られ 人生後半の50年は飯をほとんど口にせず(たまに食べる時も一粒二粒と数えるほど)
酒と肴(少量の野菜)だけで済ませていたそうです(ウィキペディアより)
その愛した『醉心』を 富士山を覗かせるグラスに注いでみました

 

 

帰りの車の中で 走りながらもあの大作の絵が走馬灯のように巡ってきて
また直ぐにでも引き返して見たくなるような
そんな衝動に駆られて 久しぶりに心から感動いたしました

 

皆様も是非 横浜美術館でこの感動を味わってください・・・

次回は 大観の絵を画集から少しご紹介させて頂きます
素晴らしいです・・・

 

 

 

 

 

 Madame K

 

コメント (14)
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