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マダムKのDiary
    

令和一年 京都 紅葉の旅・・・ 毘沙門堂~勧修寺へ

2019-12-12 | 京都旅行

 

 

 

 

 


12月初日 午後は 晴天に恵まれました
天皇陛下のご即位を記念し「非公開文化財等の特別公開」のお寺巡り
まずは毘沙門堂門跡へ
仁王門までは 56段の急な階段!
はぁはぁと息を切らしながら 登りました

 

 


仁王門の両脇の木々は 紅葉が拡がっていて
青空に緋色のモミジ 眩しいくらいに綺麗でした

 

 

 

 
高台弁才天も紅葉に飾られていましたが
もう ひらひらと散りモミジに・・・

 

 

 


宸殿襖絵は撮影禁止でしたのでHPの襖絵です
宸殿内部の障壁画百十六面は すべて狩野探幽の養子で駿河台派の始祖狩野益信の作
どの角度から見ても 鑑賞者が中心になるという逆遠近法の手法(HPより)
障壁画は 素晴しいの一言でした・・・

 

 

 


                         (Googleページ)
散りもみじが 参道を埋め尽くす光景
この光景を見たかったのですが・・・
お参りの方々に散りばめられてしまって

 

 

 

 
階段の横に モミジの絨毯になってしまっていました

 

 

 

 


本堂の横のモミジを見上げて・・・
小さな手のひらのようなモミジがたくさん
モミジの笑顔もたくさん・・・
心も温かい

 勧修寺へ


西暦900年に 醍醐天皇が山荘を寺院として創建し
千有余年の歴史ある門跡寺院の勧修寺
氷室池横の 観音堂の屋根の上には 鳳凰
観音堂を包むように咲き誇る桜は見事で
水面に映るさまは それはそれは圧巻の光景だそうです

 

 


書院の襖絵「竜田川紅葉図」土佐光成
父の土佐光起の近江八景図と共に 日本の花鳥風月を画いた襖絵
長い年月の四季を経て こうして襖絵を拝見でき
とても感動いたしました

 

 

 


氷室池のモミジもまた美しく・・・

 

 

 

 

 


氷室池の 枯れた蓮にしな垂れる褪せた色のモミジ
心に沁みる絵です・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


16時過ぎ
名勝庭園への門の上に拡がるうろこ雲が美しく
冷たくなった夕風に 急ぎ足でホテルへ向いました

 

 

 

 

 

 


八瀬離宮は 優しげなクリスマスイルミネーションに飾られていました

 

 

 

 

 

 
夕食は フレンチのボナキューで頂きました
秋の紅葉を思わせるアートでスタイリッシュなメニュー
前菜(左上)のワインのゼリーに包まれたピシタチオのキャビア添えは
最高の美味しさでした・・・

京都一日目は 山科の門跡寺院の紅葉を楽しみながら
天皇ご即位の時の 奥ゆかしく 神々しいお姿を思い浮かべ
令和元年の京都の紅葉を拝見できて
感慨深い一日でした


二日目は 智積院と聖護院門跡へ
智積院の長谷川等伯の桜図・楓図・・・聖護院の狩野永納の襖絵の数々
目を奪う素晴しい襖絵でした
 

 

 

 Madame K

 

 

コメント (6)
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