人生が変わる、ヨガ習慣。「一緒に、自分らしい自由な人生を掴もう」 ★JIKU YOGA★ Rika

JIKU YOGA主宰。渋谷、不動前、六本木でヨガクラス開催中。

慈しみの瞑想。

2013-12-30 23:01:57 | ◆ヨガ
こんばんは。
ヨガインストラクターのRikaです。

自分のヨガスタジオ納めを、28日、綿本ヨガスタジオのRAJA ALLクラスでしてきました。

最近は、瞑想的にヨガクラスを開催している、綿本スタジオへ通っています。

さて、そのクラスは、最初に、スタジオ独自のウォーミングアップのシークエンスを行い、その後に、自分の心や体の赴くままに動いていくとても瞑想的なクラスでした。

最後に、瞑想も行ったのですが、その瞑想がなんとも自分に響いたものでした。

それは、一般的な頭を「空」の状態にする瞑想ではなくて、「私は幸せでありますように。」といった言葉を唱える瞑想方法。

これは、「慈しみの瞑想」という瞑想方法の1つとのこと。
ヴィパッサナー冥想の実践に入る前に、まず心を落ち着かせるための実践方法で、「心そのものを慈しみにしていく」もの。

最初は、自分にフォーカスして、以下を唱えます。

「私は幸せでありますように。
 私の悩み苦しみがなくなりますように
 私の願いごとが叶えられますように
 私に悟りの光が現れますように 」

次に、自分の近い人、大切な人にフォーカスして、やはり同じことを唱えます。

「私の親しい人々が幸せでありますように
 私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
 私の親しい人々の願いごとが叶えられますように
 私の親しい人々にも悟りの光が現れますように 」

最後に、さらに周りの人々、大きく生きとし生きるものすべてに対して、
同じことを唱える。

「生きとし生けるものが幸せでありますように
 生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
 生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
 生きとし生けるものにも悟りの光が現れますように 」

厳密には、さらに続きがあるようですが、大枠は、最初に自分の幸せを願いながら、少しづつ周りの人に対して慈しみの心を育てていくというもの。

その中でも、今回初めて実践をして、私が響いた部分は、
一番最初の「私は幸せでありますように」の部分でした。

ぜひよかったら、言葉に出して「私が幸せでありますように」と言ってみてほしいのですが、自分で自分の幸せを祈るのは、ちょっとした後ろめたさを感じるものです。

しかし、一方で、自分と他人(世界)は鏡、と言われるように、
自分が幸せであることを祈ることで、周りの幸せも心から願えるというものです。

頭では分かっていたのですが、心ではほんとうの理解は出来ていなかったようです。
どこかの番組で大活躍の心屋さんじゃないですが、言葉を口に出すって、ものすごいことなんだと思い知りました。

トラタク瞑想法、今回の慈しみの瞑想法、マインドフルネス瞑想法、種類がいくつかある瞑想法。そのときの自分や状況に合わせて行うことがいいのかもしれません。

私は、少し慈しみの瞑想を続けてみたいと思います。