怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

豪華無料食事

2014年04月04日 | ひとびと
講習会に出席のためにウチから三時間ほどの街に一緒に行くことになった。
会費を払っているものの、講習の後のバンケットは無料で、一名まで同行可能だったのだ。
ウチで食事が基本の我家、たまの外食は付き合いやこうした機会にしかない。夫は普段時間も金も無く、結婚してからこれまで休暇旅行などをしたことはまったくない。仕事がらみで一緒に連れて行くチャンスを利用しているぞ。

そのタダメシ会場に驚いた。え?舞踏会会場?あわててカメラを向けると自動でフラッシュが・・・
夫がすぐに怒った。「フラッシュを使わないでくださいっ」
使わないほうがきれいに撮れるよな~、ともう一度。

きゃー、何ここ?食事するだけじゃあもったいないじゃん!興奮気味にあちこちを撮影しようとすると夫がまたも怒り始めた。

「もうやめてくださいっ」
何人か写真撮影をしている人がいたが、本当に僅かだった。私を放置するとそれぞれの料理まで撮影し始めるからみっともないことこの上ないだろう。

「何の集まりかも書いてはいけません、どこかも書いてはいけません」
と私のブロガー根性を見越して牽制し始めた。
それじゃあ、全然記事にならないじゃあないか、と思いながらもここまで記事にした。

胃痛がするくらい具合が悪かったが夫にはそういう気配を感じさせないよう元気に振舞った。当然食欲は全然なく、生野菜や温野菜を舐めるようにして食べて時間を稼いだ。椅子席もあったが夫の主義で(いろいろな人と会話したかったらしい)立ったまま3時間を過ごした。
そのまま就職面接にいけそうな服と先の尖ったパンプス、ヒールの高さは4センチくらいだったけれど、辛かった~。
でも、テレビでしか見たことがない舞踏会会場のようなところ(実際は多目的ホールのようでいろいろな催し物を行っている様子)をナマで体験できてよかった。