怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

鶏肉とみかんのサラダをパンに添えて食べる

2014年04月14日 | アジア事情
小腹がすいたので友人宅に寄って「何か食べさせてください」と要求。
ドイツではあるまじき行動。いや、どこの国でもこんな行動は薦められない・・・あはははは~

パンのお供として冷蔵庫からでてきたこの品。「鶏肉とみかん」と表示されている。
肉や米料理にジャムを添えて食べるここだ。鶏肉とみかんが一緒にマヨネーズソースに混ざっているのは序の口だ。
楽勝、楽勝、と少々緊張しながら口にしてみた。

中はこんな感じ。ナイフですくった様子。
鶏肉とマヨネーズは合うが、みかんとマヨネーズは・・・また、みかんと鶏肉ってのも苦しいかも。
少々頑張って食べたけれど、我慢して食べるのは食べ物の無駄、と思って友人に言った。「私は食べられません」
「私も初めてよ」と彼女は言いながらバクバクと平らげてしまった。
ちなみに彼女は私の料理するものも全部抵抗なく食べてくれる。どこの国の料理も大丈夫な彼女、こういったドイツ人も珍しいかも?

年齢が高くなるとまず、食べ物から保守的になる傾向にあると思う。(子供も食べ物には保守的なので注意、まず母親が食べて見せると上手くいく)いつまでも若々しい精神を保つためには常に食べ慣れないものを口にしてみるのも一つの方法だと思っている。
いや、ラプスカウスや米の牛乳煮込みジャム添えはもう食べたくないぞっ!あ、老化?!






街は不衛生

2014年04月14日 | 食べ物
街中の大通り沿いの歩道を歩いていると見慣れた光景が。
黄色の袋はプラスチックゴミ
落ち葉の色と似ているので気づきにくいが、パンが散乱している。
それまで夢中になって食べていたハトたちが、カメラを構えている私を警戒しているぞっ

スーパーで一袋、あるいはパン屋で一塊買って切ったものらしい。ほとんど食べずに捨てたのか、落としてしまったのか。
少し食べて、あるいはほとんど手をつけていない丸ごとパンが落ちている光景はここで何度も見たのでもう驚かなくなっている私。
私もここに来てから数年は義母のケーキ攻めに耐えられなくて、こっそり私の分のケーキを捨てたものだ。今ではきっぱりと食べられないことを伝えるのでそうした無駄をすることはない。
ここの人たちが私のように「このパン食え」と強制されてこっそり捨てたとは考えられにくいな。いったい、どういうことなのだろう。
ドイツに対していまだに「物を大事にする」という幻想を抱いている私がいけないのだろう。この街はただいま好景気。失業率は2パーセントと聞いている。人々もパンぐらい容易に捨てちゃうのかな。
食べ物を捨てることにどことなく後ろめたさを感じるのは流行の感覚じゃあないな。あるブログには無理して食べる行為は食べ物の無駄、と説いていた。その意見にも同意できる。

ハトがおいしそうについばんでいることが救いかな。
捨てたいパンはハトにやろう~、とか書くとそれも嫌がられるだろう。どこの街もハトが増えすぎて困っている様子だし。