怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

古い食材の断捨離

2014年04月11日 | 義母
義両親たちと買い物に行ったとき、試してみようと手に取った品、クリーミングパウダー。
ウチの食料小部屋にすでにあるのは知っていたのだが・・・

家に戻ると義母はさっそく古いそれを取り出してきて「まずこれを使いなさい」と私に命令した。
左が古い品、右がその日に買ったもの。
消費期限はなんと2000年4月。
そんな古いものを口にする勇気があるのは義両親だけだと思う。いや、ドイツ人がそうなのか、高齢者がそうなのか?
もちろん私は争うこともなくそれを受取り、対策を考えた。
古いクリーミングパウダーを捨て、その容器に新しいものを入れて台所に置けばいいな。ふむ、なかなかいいアイデアだ。
・・・と、古いビンを開けると固まっている。15年前の品だもの・・・フォークでつついてみるが、一向に崩れない。思いっきり振り下ろすのも狭いビンの口から外れるのが怖ろしい。
怪我の危険を冒してまで義母に対して偽装をするのはバカらしい。そのままゴミ箱に直行させることに決定。
義母に何か言われらだどう答えようか。「あのクリーミングパウダーはどうした?」
ま、さらりと「もう全部使って、この前買ったものを使い始めています」で大丈夫だろう。
そんなに早くなくなるわけないだろ、捨てただろ、なんて問い詰めるタイプではない性格であることはすでに確認済みだしね、えへへ、義母扱いも堂に入ってきたものだ!

義母が食糧小部屋の古い品々の一つ一つを正確に記憶しているのも怖ろしい。
私がそこに増やした醤油だの生姜パウダーだのABCソースだのわけわからぬ食材に反感抱いているだろうな。黙っていてくれよ~