きょうは70回目の「原爆の日」です。人類史上初めての原爆により犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
「マッハの恐怖」で有名な柳田邦男氏の著書「空白の天気図」のカバー後付けより
昭和二十年九月,敗戦後間もない日本を未曽有の暴風雨が襲った。その名も枕崎台風。「齎した被害亦広島県の死者行方不明三〇六六名を初とし・・・・・」なぜ広島で・・・・・。人類最初の原爆による惨禍からわずか一カ月,廃墟の街で人々はどのような災害に巻き込まれたのか。気象台は何をしていたのか。綿密な取材によって明かされる,天気図の空白に秘められた知られざる真実。
空白の天気図 (新潮文庫 や 8-1) | |
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新潮社 |
序章 死者二千人の謎
第1章 閃光
第2章 欠測ナシ
第3章 昭和二十年九月十七日
第4章 京都大学研究班の遭難
第5章 黒い雨
終章 砂時計の記録
当時の気象台の無線通信に関する内容も登場します。お薦めの一冊です。