2012年2月26日(日)は、味処 むさし野の創業11周年。
今回は定休日なので前日の土曜日が記念日になります。
25日のサタデーナイトは開店(午後6時)前からご覧のような行列。
この中にわが師のゆあTea氏もいらっしゃいました。
午後6時に開店。
私はラッキーにもカウンター席、一番端をゲット!
11年間変わらぬ「おもてなしの心」、生花がかざってあります。
こちらはお冷もユニーク。
大きな瓶に、美味しいお水がたっぷり。
それを日本酒風にして頂きます。
こういった遊び心が、和食の世界で20年間やってこられた店主の心意気。
秋葉原の「くろき」に通じる世界観ですね。
もちろんこの日限定の「毛蟹味噌つけそば(850円)」をオーダー。
もうかれこれ4年ぐらい前でしょうか、私の前の方でオープン記念の限定が終了。
カウンター席の私以外の皆さんは全て限定を頂いているという悲しい日もございました。
ここの限定を頂けるのは、生きてて幸せ、千葉県に生まれて幸せなのです。
ジャジャジャン!☆
毛蟹味噌つけそばが着丼。
毛蟹一杯がまるまるトッピングされたつけ麺なんて、日本中でそんなにないと思います。
しかも身がぎっしり詰まってて、おいひい!w
サイドメニューの季節のご飯も、デリシャス。
豪華、生の本鮪のお刺身、
和牛のローストビーフ、
京厚揚げ焼き、
山ウドのきんぴら、
お漬物、
どれも一品料理としてベリーナイス。
これでたったの300円はめちゃ安。
手もみ麺の上には、生の湯葉と、三つ葉。
麺をリフトアップ。
いつも感心するのが、冷水で締めたこの平打ち麺。
普通つけ麺だと、底に水がたまってて、最後ベチャベチャした感じで水っぽくなると思いますが、
それがこちらは全くございません。
水切りが完璧、職人技なのです。
それほど、まるで懐石料理みたいに一品づつ実に丁寧に仕上げています。
ふわっと、蟹の風味がする味噌つけダレにくぐらせて、頂きます。
これも絶妙。決して濃すぎず、薄すぎず。バランスが最高に旨い!
笹の葉に包まれた毛蟹。ピンセットみたいに竹串で結ばれていますが、
竹串を取ると、御覧のように毛蟹が登場。なんという演出。
たかがラーメン、されどラーメン!☆
しかもこの竹串が、蟹の身を取る道具に大変身。
さらにきちんと食べやすいように隠し包丁が、しっかりと毛蟹に入ってます。
850円でそこまでやるか!ていうサプライズ。
カニみそがビッチリ!
ツケダレにカニみそを入れて頂くと、またまためちゃ旨い!
季節のご飯は、真中がローストビーフ。
京厚揚げ焼きや、山ウドのきんぴらも旨い!
サーモンピンクなローストビーフ。
かなりの肉厚で旨い!
最近自分でも味玉を作るので、味玉も注文(+100円)。
黄身のとろみ加減も絶妙。美味しい!
スープ割も良し!
オープン記念日は、お客さんに杏仁豆腐がプレゼント。
いやあ~これで採算合うのかな?!
でも素晴らしいサービス。
20分以上かけて完食。
ご馳走様でした。
食べ終わる頃にも、まだまだ行列。
*むさし野のHP情報はこちらです。
http://ramen-museum.jp/tenpo.php?no=69
麺:9点
スープ:9点
具:10点
バランス:10点
サービス、店の雰囲気:10点
計: 48点 (50点満点)