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【引退宣言を撤回】【2020 年5月1日に創業10周年】「横浜ラーメン壱鉄家@市川」ご親戚の介護を続けながら、店主は力強く継続宣言☆

2020-04-16 | ラーメンレポ(市川市ーJR市川駅周辺地域)

【引退宣言を撤回】【2020 年5月1日に創業10周年】「横浜ラーメン壱鉄家@市川」ご親戚の介護を続けながら、店主は力強く継続宣言☆

2年前にロッキーに、2020 年になったら、誰かにお店を譲って、自分はラーメン店を引退します、

そう宣言された、市川の「壱鉄家」の飯塚店主。

2年前、その時のブログ記事をまずは読んでください!

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題:「横浜ラーメン壱鉄家@市川」店主飯塚さん=あと2年、10周年でラーメン店を引退表明された真意とは?

横浜家系ラーメン 「壱鉄家(いちてつや)」の創業は2010年5月1日。

お店は、JR市川駅の北口ロータリーを左側に歩いて、バス停を過ぎて、ヤマザキプラザのビルを正面に左側に曲がり、商店街の左手になりたけ系の「麺屋亥龍」を通り過ぎて、十字路を過ぎて、少し寂れた感じの界隈の左手にお店が見えてきます。

昼間でも日が当たらない、地味な一角。

ここはかつて、ロッキーも通った「ホープ軒」があり、そのホープ軒の店主は突然店名を「左武(さぶ)」に変更。なんでもカップ麺を出した本家ホープ軒に反旗を掲げたのだとか。その後店主は引退。

ここには「tonton(トントン)」というラーメン店が開業。ラーメン店経営を志す若い方々が、オープンさせましたが、オーナーさんが実家の中華料理店を継がないといけなくなり、開業から1年も経たずに物件を手放すことに。

そこに入ったのが、飯塚さんの壱鉄家。

飯塚さんは、横浜家系の磯子に本店がある「壱六家」で修業。

海浜幕張の居酒屋さんを経営して、そこでラーメンを提供、そのラーメンが常連さんに好評で、市川にラーメン店出店を決意。

店名の壱は修業先から、鉄はご自分のお名前からそれぞれ1字ずつ。

飯塚さんは元高校球児、その1球入魂の芯の通った性格から、「(閉店の経緯はご存知で)前のtontonの方が、大変綺麗に券売機を使われていたので、その思いを大切にして営業していきたい」とロッキーにスタート時に語ってくれました。

ロッキーは本当に良い方に、お店が引き継がれたとその時に、深く感銘した記憶があります。

壱鉄家のラーメンの特徴は、

修業先の壱六家の「長多屋製麺」の麺を使用。

スープの濃度がとっても濃厚で、ホワイトクリーミー。

通常家系は、営業中でもどんどん豚骨や水を足して、ガンガンにスープを炊き続けますが、壱鉄家は一定の濃度でストップ。なのでブレがありません。

卓上の調味料も、居酒屋の経験を生かして、すべて手作り。業務用は使用していません。

オープン当初からのこだわりは他にも。

お客さんに美味しいお米を食べて欲しい、その思いから栃木県の知り合いの農家さんから、毎年、新米を直買い。とっても美味しいライスを安価で食べることができます。ランチタイムは半ライスが無料。

今は無くなりましたが、オープンから暫くは紀州の梅干し(+30円)をトッピング出来ました。

塩ラーメンのスープに入れても美味しいし、半ライスに梅干しもオツでした。

オープンしてからずっと壱鉄家に通ってきましたが、まず2011年1月、店主の飯塚さんが病気になり、入院。暫く臨時休業が続きました。

この時は常連の皆さんがとっても心配されました。またtontonみたいに閉店してしまうのではないか?でもその後、壱鉄家は元気に復活。

復活した壱鉄家は、その後、パワーアップ、2012年5月の2周年では、サイドメニューが充実。軟骨トロトロ丼、カレーチャーハン、タヌキ飯、ランチタイムにチャーハンラーメンセットも登場。味変に、おろし生姜やマー油も登場しました。

2014年9月に市川駅南口にチェーン店の横浜家系のラーメン店がオープン、しかし、壱鉄家には全く影響なし。

2015年になり年初から、仕入れ価格の高騰で、麺類の価格を50円ずつアップ。

2015年5月の5周年の時には、ピリ辛の味噌ラーメンをリリース。味噌ダレは赤味噌と白味噌のブレンド、スープに豚骨の他に魚介スープを別どりで準備、どんぶりで合わせるダブルスープ仕立てに。

そして今日2018年2月4日、飯塚さんは、2年後の2020年の4月末で、壱鉄家を閉めることを表明されました。

2010年に、tontonから飯塚さんがお店を「引き継いだ思い」、その思いをまた次の世代にバトンを渡したいそうです。

このお店が無くなるのは、市川のラーメン好きにとって寂しいことですが、飯塚さんには「感謝」しかありません。

本当に美味しいラーメンをありがとうございましたと言いたいですし、まだまだ通いたいと思います。

つづく。。。

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今日、2020 年4月16日、飯塚さんのお店で直接理由を聞いてきました。

2年前の引退表明の背景には、ご親戚の方々の介護を、お世話を神奈川に帰って、近い将来しないといけない。

そのことが背景にあり、2020 年のオリンピックイヤーに、引退しようと思ったそうです。

そう特にラーメン屋が嫌いになったとか、飽きたとか、そういった事ではなかったのです。

さらに、今年になり、要介護の状況になったそうですが、千葉県内の介護施設に入所することが内定。

飯塚さんは、お店を辞めることなく、ご親戚の面倒を見ながら、お店を継続できるんだそうです。

壱鉄家ファンの皆さんには朗報ですね。

飯塚さんからは、こういった背景も、ブログの中で触れて構わないと許可を頂きました。

飯塚さんは、生半可な気持ちでお店を営業していないし、そのラーメンに対する思いが、どんぶりの中に溢れています。

この日は、ランチタイムで、塩らーめんプラス半炒飯セット(900円)を頂きましたが、パーフェクトな仕上がり。

新型コロナウイルスで大変な時に、10周年になってしまう、そう言っておられましたが、この困難の先にきっと壱鉄家の明るい未来があると

強く信じています。

これからも壱鉄家を応援してまいります。

 






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