ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

愚者のすること

2021年08月10日 19時50分06秒 | 日記

 墓の高野槇が真っ赤になっていたので樒に替えた。掃除しながら考えた、いや、思った。
 ”根付きを6本、結構な値段、根付きでもこの暑さですぐに枯れてしまう、造花でいい、造花にすればゴミも出ない。自分の墓は無くていい、死後に魂が残るとしても墓地をうろうろしたくない、そこに私はいません・・・・・。”
 熱中症になりそうなので掃除も何も中途半端に止めてしまった。

 ギター四重奏のリーダーは、敢えて訊いたことはないが、80歳を超えているだろう。先日の休憩時にふと「本をどないしょう」と呟いた。教師だったのでかなりの蔵書がありそうだ。私は文庫本がほとんどだったが、宅配買取サービスで処分したことを話した。あまり関心は示さず、ああは言うものの処分する気はなさそうだった。

   徒然草141段
    身死して財残ることは智者のせざるところなり。云々。

 財どころかガラクタばかり残りそうなので、少しでも減るよう頑張っているが、なかなか減らない。プラス・マイナス拮抗して、ややもすると増える。せめて借財は残すまい。