米があと3日分しか残っていない。毎年甥からコメを買っている。あちこちで稲刈り風景が見られるが、甥の米は少し遅めなので店で買わなくては間に合わない。パンや麺類で引き延ばしているが飽きてきた。去年も同じようになってスーパーで購入したが、まずかった。どこで何を買うか、楽しみなような、面倒くさいような。
ちょっと早めに行くとプールは混んでいた。ウォーキングしていると見知らぬ爺さんが「久しぶり」と声を掛けてきた。そのうち気付くだろうと、近寄って行くと50年前の面影が浮かんできた。同級生に会うとまず、がっかりする。昨日よりも老いぼれた自分を鏡に発見したときに似ている。
1本目の500mはきつい、2本目は楽、3本目は永遠に泳げそうな気がしてくるが、やがて肩が重くなる。帰るころには空いてきた。