ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

ウメボシ採取

2021年08月29日 20時10分19秒 | 海水魚

 合奏練習の帰りに、徳島市内に住んでいた頃よく買いに行った珈琲店に回ったが、「メンテナンスのためしばらく休業します。」だった。再開を願う。

 珈琲店の張り紙に気勢をそがれて、素通りしようかとも思ったが、ペットショップに寄った。小さめのデバスズメが8匹泳いでいた。昨日まではデバスズメを買うつもりだったが、なぜか今日はまったくその気が失せた。
 他に欲しい魚もいないし、サンゴはバカ高い。直径30センチもありそうなクモヒトデがいた。海で遭遇したら蹴飛ばす奴だ。5分も滞留することなく盛況のペットショップを出た。

 家の水槽は見慣れていてもも淋しい。ウメボシイソギンチャクが消えてから久しい。水槽に入れてから全く移動しなかったのに、動いたなと思ったら消えた。あの潔さには勝てない。

 ウメボシを採取しにいつもの突堤に行った。おととし来たときはビッシリいたのに、全く姿が見えなかった。テトラのあちこちを落ち込みそうになりながら覗き込んで2匹見つけた。

 水槽に入れた。地味な水槽にウメボシ色が冴える。

 いっそのこと、落ち込んでもよかったのだ。