Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

道具箱

2006-01-19 00:15:01 | 音楽
私の『道具箱』、いつも楽器のところに置いてあります。
         
          
チェンバロを弾くときに先ずするのは調律。その時の友はこのチューナーと道具箱に入っているチューニング・ハンマー(手前のT字型)です。
          
いつもはそれだけしか使わないのですが昨夜は弾いていたら爪(プレクトラム)が折れちゃった。

チェンバロは撥弦楽器で鍵を押すとその先に立つジャック(木製の打弦槌)の先端の爪(プレクトラム)が下から弦をはじいて音が出るという機構になっています。(ついでに・・ピアノはハンマーが弦を打つことで音が出る楽器です)

ということで、爪は消耗品、折れたら自分で取替え具合よくなるように削らなくてはならないのです。(弦が切れた時も同じ、自分で張り替えなくちゃならない。近頃、切れた事がないので助かります)
          
爪削りながらつらつら他の楽器のことも考えてみた。例えばギター・・・自分で調弦して、弦が切れたら張り替えるのも自分だよね。ギターだけじゃない、大抵の楽器は自分で何かしらいじってるものじゃないかしら・・・。
ん?そう考えると、ピアノは何もかも全部、調律師さん任せだわね~!ピアノってすごく特殊な楽器なのね、なんて改めて思ったりして。
             
ま、とにかくそんなわけで昨夜は道具箱が大活躍でした
コメント (4)
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