原作の『高慢と偏見』は読んだ事がないのだが、学生時代、寮で同級生が熱心に読んでいたことが妙に心に残っている。多分あれは新潮文庫だった。面白い?と尋ねたらうん、という返事だったが私は題名がいかめしく感じられて何となく手を出しそびれてしまった。
でも、こういうお話だったのね!いわゆるラブ・ロマンス
ではないですか。読んどきゃよかったかな!でも見たからいいか。
キーラ・ナイトレイがきりっとして聡明な女性エリザベスを、素敵に演じている。すらっとした姿はほんとに涼やかですがすがしい
そして、映画の舞台となるイギリスの風景、建築物は18世紀末の世界にタイム・スリップさせてくれる。衣装も美しく豪華。舞踏会のシーンは、へー案外混み合った中で踊りを楽しんでたのね、なんて思ったり。内容は先が読める展開なので安心して楽しめる。まあ、なんてったってラブ・ロマンスですもの。
娘たちを結婚させようとやっきになっているエリザベスの母ベネット夫人は何となくはしたないのだけれど、でもそれがその当時の結婚観だったのだろうと思うし、憎めない。そしてラストのエリザベスと語り合う父親にしみじみとした深い娘への情愛を感じ、忘れられない印象を残した。
監督:ジョー・ライト
原作:ジェーン・オースティン『高慢と偏見』
出演:キーラ・ナイトレイ(エリザベス・ベネット)/マシュー・マクファディン(Mr.ダーシー)/ドナルド・サザーランド(Mr.ベネット)/ブレンダ・ブレシン(ベネット夫人 )/ジュディ・デンチ(キャサリン夫人 )etc.
イギリス/2006.1/127分
*公式HP
でも、こういうお話だったのね!いわゆるラブ・ロマンス
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キーラ・ナイトレイがきりっとして聡明な女性エリザベスを、素敵に演じている。すらっとした姿はほんとに涼やかですがすがしい
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娘たちを結婚させようとやっきになっているエリザベスの母ベネット夫人は何となくはしたないのだけれど、でもそれがその当時の結婚観だったのだろうと思うし、憎めない。そしてラストのエリザベスと語り合う父親にしみじみとした深い娘への情愛を感じ、忘れられない印象を残した。
監督:ジョー・ライト
原作:ジェーン・オースティン『高慢と偏見』
出演:キーラ・ナイトレイ(エリザベス・ベネット)/マシュー・マクファディン(Mr.ダーシー)/ドナルド・サザーランド(Mr.ベネット)/ブレンダ・ブレシン(ベネット夫人 )/ジュディ・デンチ(キャサリン夫人 )etc.
イギリス/2006.1/127分
*公式HP