Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

石段にて

2008-10-30 00:23:38 | 自然
神社の石段に舞い散るイチョウの葉を見て思い出す、中学の国語で習った与謝野晶子の『金色の 小さき鳥のかたちして いちょう散るなり 夕日の丘に』の一首。
こうして地上に舞い落ちると小さな扇のようなこの葉っぱ。秋が進んで空の高みからいっぱいのひらひらくるくる舞い落ちてくるイチョウの様を想像すると・・・あぁ~!!
           
しかし、ちょっと待て!ここは秋になると落葉だけでなく、そう その実、ギンナンも落ちてきて・・・そりゃもう・・・あの匂いで辺りが満たされるのだった!と足下を見ると・・・
           
おっ!!手つかずのまん丸でぶよぶよなギンナン。
そっとつまんでしばし、しげしげ眺めた。
           
何段か上るとそこには誰かに踏まれてべったりへばりつき種が飛び出たギンナンの実だ。
           
踏まなくてよかった
コメント (2)
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