9月16日付の朝日新聞夕刊に<ワザあふれる左官アート>と題して武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の展覧会『生誕200年記念 伊豆の長八 ―幕末・明治の空前絶後の鏝絵師』が紹介されていた。
これこれ、この展覧会!と記事を丹念に読み、今週吉祥寺に行くついでにもう一度見てこよう、そしてつれあいに頼まれた展覧会パンフレットも買ってこよう、とこの日出かけた。
今回は先回より細かく見て、技の凄さは勿論の事、彼の目の鋭さと同時に温かさも感じた。
ここでは鏝一本で描かれ、また作り出された作品の数々、また漆喰以外の木の彫物なども展示されている。
しかし、幕末から明治にかけての時代というのは日本の工芸の技が極められた時代だったのだな、と改めて思う。そうした工芸がより精緻になっていく時代の中で「鏝絵」も伊豆の長八という卓越した一人の人物の出現によって技術も芸術性も高みに昇っていったのだなあ、と作品を見ながら思った。
展覧会場の外に鏝が展示されていたので手元のがら携で撮ってみた。
長八の弟子・中西祐道の鏝/個人蔵
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左官鏝:埼玉県宮代町・金子和生氏寄贈/松崎町蔵
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これこれ、この展覧会!と記事を丹念に読み、今週吉祥寺に行くついでにもう一度見てこよう、そしてつれあいに頼まれた展覧会パンフレットも買ってこよう、とこの日出かけた。
今回は先回より細かく見て、技の凄さは勿論の事、彼の目の鋭さと同時に温かさも感じた。
ここでは鏝一本で描かれ、また作り出された作品の数々、また漆喰以外の木の彫物なども展示されている。
しかし、幕末から明治にかけての時代というのは日本の工芸の技が極められた時代だったのだな、と改めて思う。そうした工芸がより精緻になっていく時代の中で「鏝絵」も伊豆の長八という卓越した一人の人物の出現によって技術も芸術性も高みに昇っていったのだなあ、と作品を見ながら思った。
展覧会場の外に鏝が展示されていたので手元のがら携で撮ってみた。
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