夢夢散歩♪

自然の写真を中心に、日々の出来事を綴ります。

初春大歌舞伎~松竹座~

2008年01月06日 | 歌舞伎・演劇・映画・本
2日の松竹座初日昼の部を観てきました。
紅白のお餅を楽しみにしていましたが、今年も頂きました。
お客さんも係の方も着物姿が多く、とっても華やかな雰囲気でした

①葛の葉
このお話は私の好きなものの一つです。
毎回、涙がこぼれそうになります
早替わりは見事ですね。いったいどうなってるのでしょうか?
きっと後ろではバタバタしてるのでしょうが、それを微塵も感じさせません。
宙乗りでは「待ってました~
この時だけは、3階席も特等席です。
扇雀さん葛の葉の悲しい表情が忘れられません。

②佐々木高綱
吉弥さんと言えば女方のイメージがありますが、男性の役もなかなかのものです。
今回の子之介も、若々しく好青年で、とても爽やかでした
この作品は、人物の個性がよく出ている作品なので、とても分かりやすかったです。
我當さんの高綱も人間味溢れていて、良い役でした。

③芋掘長者
昼の部は、ちょっと暗めの話が多い中、これだけは楽しく賑やかです。
ドキドキハラハラの連続。でもそれが笑いを誘います。
三津五郎さんって、本当に面白おかしい踊りもスラスラッとこなされますね。
お尻をピョコピョコ動かす所なんて、とっても可愛かったです
舞踊劇は苦手な私ですが、これは楽しく観ることが出来ました。

④沼津
藤十郎さんの十兵衛と我當さんの平作との、言葉の掛け合いが実に面白かったです。
なんせ、藤十郎さんの役は20代です。それを考えると、しゃべってる内容がかなり笑えました

上方歌舞伎はアドリブが多いと、テレビで藤十郎さんはおっしゃっていましたが、あれもアドリブなのかもしれません。とすると、毎回違う掛け合いで、お客さんを楽しませてくれているのかもしれませんね。

しっかり観ていたのに...途中寝てしまいました
多分寝たのはちょっとだけだと思うのですが
初めての沼津だったので、ちょっと人間関係がつかめずにいたのも原因かもしれません。反省…


今年の初歌舞伎も3階席。しかも5列目の最後列。
強烈だったのが大向こうさんです。
後ろに何人かいらっしゃったのですが、声が頭の後ろからかけられます。
大迫力を通り越して、ちょっと心臓に悪かったです
やはり上方役者には一際大きなかけ声がかかっていました
コメント (7)
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