ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

国別教授法

2005年09月12日 | 教えること
今日は新しい生徒のレッスンがあった。

彼女の家族はメルボルンに来る前までインドにいたらしい。
9歳の彼女は、インド人の先生の事、学校の事、環境の事、
色々、話してくれた。
それらはとても興味深いものだった。

汚れた空気を通して太陽を、直視できるとか、
中級以上の家にはメイド、運転手、門番が必ずいるとか、
ガンジス川の事とか。。などなど。。。

インド人のヴァイオリンの先生の教授法。

たとえば、音がA線のDだとすると、
彼女はA3と答える。
音がE線のFisだと、E1と答える。
つまり、音名ではなく各弦の指番号を覚えているので、
音符は読めない。


私は、その生徒と親に断って、
新しい勉強法になるが良いかとたずねたところ
OKがでたので、
今日はまず、音符カードから始めた。
とても反応のいい子なので
すぐ音符とフィンガリングの関係は、理解できるであろう。

できるだけわかりやすく、
順序よく教えたいと思っている。