原宿にあるKDDIデザイニングスタジオにて、10月31日から 「I N F O B A R 」展 -INFOBARからINFOBAR2へ-という企画展示を行っているという情報を得たので仕事の帰り早速寄ってみた。
そもそも、ここのKDDIデザイニングスタジオとは、
KDDIをプレゼンテーションし、さらに人と人、情報と情報、文化と文化を結ぶ、コラボレーションの場。その拠点を、情報感度の高い人々が集まる原宿という街に置き、新しい人材や文化の発掘・育成・発信をテーマに、“表現する場”の提供をはじめとし、人々の情報発信・自己実現をサポートする幅広い活動を実施しています。
以上は、KDDIデザイニングスタジオHP コンセプトより
用は、KDDIのイベントブースなわけであるが、原宿の竹下通り出口 明治通りとの交差点に面しておりバベルの塔を思わせるその外観もかなり目立つ。
今回、自分が飛びついたのが「INFOBAR2」展と「Trilogy」展
ストレート携帯推進派の自分としては、事前にWEBでその形状を見て、即「欲しい!」と思ったほど。AUがデザインプロジェクト第一弾として3年前INFOBARを世に初めて登場させた時は、かなりセンセーショナルな話題を巻き起こした。
今回の企画展は、INFOBARを手がけたプロダクトデザイナー深澤直人氏によるコンセプトモデル「INFOBAR2」を展示し「この先もずっとINFOBARを定番として愛し続けていただきたい」という気持ちが込められているのだそうだ。
それまでの携帯は、機能重視優先で、どうしてもデザイン性は損なわれていた。だが、この携帯を初めて見たとき「携帯はデザインが命」と、思うようになった。
それまでPHS派だった自分だったが、どうしても携帯が必要になり、初めて携帯を購入した時には、既にINFOBARは生産終了。代わりにtalbyが話題になっていた時期。
もちろん新規契約し、晴れて携帯とPHSのダブルフォルダー派に。(いい端末ならシングルで行きたいのですがね。期待していた〔es〕もいまいちの仕様で、煮え切らないですし…)その後、ストレート式の端末は、スライド式の擬似ストレートくらいしか出ていない事もあり、今回の「INFOBAR2」展にかなり期待を抱いていたしだい。
JR原宿駅 竹下口からコギャル(死語?)や修学旅行の女子生徒たちがひしめく竹下通りを抜けた明治通りに面した場所にKDDIデザイニングスタジオがある。
その外観はまさにバベルの塔を思わせるが、入り口すぐにあるイベントスペースに、「INFOBAR2」の展示スペースといろんな色のモックが並べてあった。
モックは、初代のINFOBARの配色に角を取った丸みを帯びたデザイン。形状と重さを模った手に持てるモックも展示。持った感じは微妙なアールが手にすっぽり馴染みなかなかの感触。重さも重すぎず軽すぎずといったところ。重さ的には、初代と同じといったところか。続いて併せて同ビル3Fで、開催されているTrilogy展へ。
「KDDIデザイニングスタジオ」明治通り竹下通りを抜けた先にある。
一階の展示スペース会場
色とりどりのモック展示
初代INFOBARの中でも一番人気だった「金魚」と同じカラーリング
お気に入りの一色(他にもホワイトやブラウンもあり)
持った感じだがアールが何とも心地いい
クレイドルは、こんな感じ。スピーカーが内蔵される!?
ここには、3つのコンセプトモデルが展示されていて興味深い形状とデザインに目を引いた。「cypres(シブレ)」は、単色に塗装された内部基板をクリアなボディで包んだデザインが特徴で、液晶ディスプレイだけを搭載したペンダントのようなデバイスとセットになっており、身につけたデバイス側だけでメールの確認などが行なえる仕様。
「vols(ボルス)」は携帯用酒瓶「ヒップフラスク」をイメージしたデザイン。ディスプレイ側を上にスライドする形状で、上端にサブディスプレイも設けられていた。
なかでも、「kaos(カオス)」と命名された端末は、表面が不規則なひび割れのようなデザインが面白い。また、機能面で特筆したいのが裏側にあるボディの一部を取り外すことができて、Bluetoothデバイスとしてイヤホンなどを接続できる仕様となっているのは、ポイントが高い。係りの人とも話したのだが「このままのデザインだと実用的な部分でキー周りのデザインが難しいでしょうね」と自分。確かにキー配列とひび割れているパーツの組み合わせは、難しそうだ。いっその事タッチセンサー方式にするのも一案かと。
会場で、ひとつひとつの端末を熱心に見入っていたら係りの人が「この端末のデザイナーさんがいらっしゃいましたよ」と声をかけられた。見ると男女数人の外人集団が来訪されていた。聞くと、どうやらアポなしの電撃来訪だったらしい。
INFOBAR2を含めたこれら端末の今後の具体的な発売の方向性の質問をして見たが「たくさんのお客様からご期待が高まってゆけば、あるいは実現するかも知れません」と、いう優等生的な回答を頂いた。
個人的に、モックそれぞれを良く観察すると、かなり細かいところまで端子の配置や形状が確定されているように思う。これは、デザイン側とハード側の相違がある程度取れているのではないかと推測され、今後期待できそうな予感はある。
「Trilogy展会場の様子」たまたま来訪されていたデザイナー達
コンセプトモデル kaos(カオス)右側の部品がBluetoothデバイス
液晶部分が飛び出る仕様のvols(ボルス)
全身スケルトン仕様のcypres(シブレ)右下のディスプレイ部分
(別ユニット)だけで、メールなどの閲覧が出来る仕様
他の展示の中で、気になった愛知博で使われた認証内蔵端末。
入館認証の際に使われていたそうだ。この端末WINDOWSモバイル(CE?)で
動いていた。また、この金魚のフラッシュは、なかなか楽しい。
電界強度に応じて金魚の数が増減しバッテリーの容量に応じて藻の量が
大小するそうだ。
そもそも、ここのKDDIデザイニングスタジオとは、
KDDIをプレゼンテーションし、さらに人と人、情報と情報、文化と文化を結ぶ、コラボレーションの場。その拠点を、情報感度の高い人々が集まる原宿という街に置き、新しい人材や文化の発掘・育成・発信をテーマに、“表現する場”の提供をはじめとし、人々の情報発信・自己実現をサポートする幅広い活動を実施しています。
以上は、KDDIデザイニングスタジオHP コンセプトより
用は、KDDIのイベントブースなわけであるが、原宿の竹下通り出口 明治通りとの交差点に面しておりバベルの塔を思わせるその外観もかなり目立つ。
今回、自分が飛びついたのが「INFOBAR2」展と「Trilogy」展
ストレート携帯推進派の自分としては、事前にWEBでその形状を見て、即「欲しい!」と思ったほど。AUがデザインプロジェクト第一弾として3年前INFOBARを世に初めて登場させた時は、かなりセンセーショナルな話題を巻き起こした。
今回の企画展は、INFOBARを手がけたプロダクトデザイナー深澤直人氏によるコンセプトモデル「INFOBAR2」を展示し「この先もずっとINFOBARを定番として愛し続けていただきたい」という気持ちが込められているのだそうだ。
それまでの携帯は、機能重視優先で、どうしてもデザイン性は損なわれていた。だが、この携帯を初めて見たとき「携帯はデザインが命」と、思うようになった。
それまでPHS派だった自分だったが、どうしても携帯が必要になり、初めて携帯を購入した時には、既にINFOBARは生産終了。代わりにtalbyが話題になっていた時期。
もちろん新規契約し、晴れて携帯とPHSのダブルフォルダー派に。(いい端末ならシングルで行きたいのですがね。期待していた〔es〕もいまいちの仕様で、煮え切らないですし…)その後、ストレート式の端末は、スライド式の擬似ストレートくらいしか出ていない事もあり、今回の「INFOBAR2」展にかなり期待を抱いていたしだい。
JR原宿駅 竹下口からコギャル(死語?)や修学旅行の女子生徒たちがひしめく竹下通りを抜けた明治通りに面した場所にKDDIデザイニングスタジオがある。
その外観はまさにバベルの塔を思わせるが、入り口すぐにあるイベントスペースに、「INFOBAR2」の展示スペースといろんな色のモックが並べてあった。
モックは、初代のINFOBARの配色に角を取った丸みを帯びたデザイン。形状と重さを模った手に持てるモックも展示。持った感じは微妙なアールが手にすっぽり馴染みなかなかの感触。重さも重すぎず軽すぎずといったところ。重さ的には、初代と同じといったところか。続いて併せて同ビル3Fで、開催されているTrilogy展へ。
「KDDIデザイニングスタジオ」明治通り竹下通りを抜けた先にある。
一階の展示スペース会場
色とりどりのモック展示
初代INFOBARの中でも一番人気だった「金魚」と同じカラーリング
お気に入りの一色(他にもホワイトやブラウンもあり)
持った感じだがアールが何とも心地いい
クレイドルは、こんな感じ。スピーカーが内蔵される!?
ここには、3つのコンセプトモデルが展示されていて興味深い形状とデザインに目を引いた。「cypres(シブレ)」は、単色に塗装された内部基板をクリアなボディで包んだデザインが特徴で、液晶ディスプレイだけを搭載したペンダントのようなデバイスとセットになっており、身につけたデバイス側だけでメールの確認などが行なえる仕様。
「vols(ボルス)」は携帯用酒瓶「ヒップフラスク」をイメージしたデザイン。ディスプレイ側を上にスライドする形状で、上端にサブディスプレイも設けられていた。
なかでも、「kaos(カオス)」と命名された端末は、表面が不規則なひび割れのようなデザインが面白い。また、機能面で特筆したいのが裏側にあるボディの一部を取り外すことができて、Bluetoothデバイスとしてイヤホンなどを接続できる仕様となっているのは、ポイントが高い。係りの人とも話したのだが「このままのデザインだと実用的な部分でキー周りのデザインが難しいでしょうね」と自分。確かにキー配列とひび割れているパーツの組み合わせは、難しそうだ。いっその事タッチセンサー方式にするのも一案かと。
会場で、ひとつひとつの端末を熱心に見入っていたら係りの人が「この端末のデザイナーさんがいらっしゃいましたよ」と声をかけられた。見ると男女数人の外人集団が来訪されていた。聞くと、どうやらアポなしの電撃来訪だったらしい。
INFOBAR2を含めたこれら端末の今後の具体的な発売の方向性の質問をして見たが「たくさんのお客様からご期待が高まってゆけば、あるいは実現するかも知れません」と、いう優等生的な回答を頂いた。
個人的に、モックそれぞれを良く観察すると、かなり細かいところまで端子の配置や形状が確定されているように思う。これは、デザイン側とハード側の相違がある程度取れているのではないかと推測され、今後期待できそうな予感はある。
「Trilogy展会場の様子」たまたま来訪されていたデザイナー達
コンセプトモデル kaos(カオス)右側の部品がBluetoothデバイス
液晶部分が飛び出る仕様のvols(ボルス)
全身スケルトン仕様のcypres(シブレ)右下のディスプレイ部分
(別ユニット)だけで、メールなどの閲覧が出来る仕様
他の展示の中で、気になった愛知博で使われた認証内蔵端末。
入館認証の際に使われていたそうだ。この端末WINDOWSモバイル(CE?)で
動いていた。また、この金魚のフラッシュは、なかなか楽しい。
電界強度に応じて金魚の数が増減しバッテリーの容量に応じて藻の量が
大小するそうだ。
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