今回は「伊勢鳥居」の紹介
正確には「伊勢形神明鳥居」と言うのが根岸の言う正しい表現のようだ。
伊勢鳥居の主な特徴は
(1)笠木の断面が五角型で、意図して逆ハの字型に面取りされていること
(2)笠木の木鼻の両端が内側へ斜めに切り落とされていること
(3)楔が内側から差し込まれていること
未確認ではあるが根岸曰く、やはり伊勢、名古屋地方を中心に多く見られ関東以北ではまず見かけないそうだ。
内宮 宇治橋前の伊勢鳥居(撮影:1999年8月)
外宮 参道途中にある伊勢鳥居(撮影:2005年3月)
笠木が五角形 前後の両面が意図的に逆ハの字に面取りされているのが分かる。
熱田神宮(愛知県名古屋市)の伊勢鳥居(撮影:2003年5月)
同 参道途中にある伊勢鳥居
銘菓「岩戸餅」のパッケージに描かれた伊勢鳥居
根岸が「伊勢型神明」と、ワザワザこだわっているのにはワケがある。
亜種形が数多く存在しているのである。以下はその例
乃木神社(東京都港区)写真:乃木神社WIKIより 額束が追加され楔が無い
また、写真を編集していて気づいたのだが、すべてに僅かながら柱にコロビがある。
撮影時のアングルゆえとも思ったが、岩戸餅のパッケージの図にもちゃんとコロビが忠実に描かれている。
これについては根岸も深く言及はされていないので、あくまでも伊勢型と言う枠で捉えていたようだ。
(4/30 編集)猿田彦神社の鳥居を別掲載とした。
正確には「伊勢形神明鳥居」と言うのが根岸の言う正しい表現のようだ。
伊勢鳥居の主な特徴は
(1)笠木の断面が五角型で、意図して逆ハの字型に面取りされていること
(2)笠木の木鼻の両端が内側へ斜めに切り落とされていること
(3)楔が内側から差し込まれていること
未確認ではあるが根岸曰く、やはり伊勢、名古屋地方を中心に多く見られ関東以北ではまず見かけないそうだ。
内宮 宇治橋前の伊勢鳥居(撮影:1999年8月)
外宮 参道途中にある伊勢鳥居(撮影:2005年3月)
笠木が五角形 前後の両面が意図的に逆ハの字に面取りされているのが分かる。
熱田神宮(愛知県名古屋市)の伊勢鳥居(撮影:2003年5月)
同 参道途中にある伊勢鳥居
銘菓「岩戸餅」のパッケージに描かれた伊勢鳥居
根岸が「伊勢型神明」と、ワザワザこだわっているのにはワケがある。
亜種形が数多く存在しているのである。以下はその例
乃木神社(東京都港区)写真:乃木神社WIKIより 額束が追加され楔が無い
また、写真を編集していて気づいたのだが、すべてに僅かながら柱にコロビがある。
撮影時のアングルゆえとも思ったが、岩戸餅のパッケージの図にもちゃんとコロビが忠実に描かれている。
これについては根岸も深く言及はされていないので、あくまでも伊勢型と言う枠で捉えていたようだ。
(4/30 編集)猿田彦神社の鳥居を別掲載とした。
コメントありがとうございます。
早速拝見させて頂きました。
確かに、伊勢神明ですね。東北地方にあるのは、初めて知りました。
大鳥居は、平成十七年建立と新しそうですね。由緒にある
>神宮御分霊の奉祭は未だかつてその例が無い
>朝敵の汚名を受け民心動揺の状態にあったため
この辺りの事情が関東より上に伊勢鳥居(神道)が伝わらなかった理由なんでしょうね。
情報ありがとうございました。
本題なのですが、この伊勢型神明鳥居によく似た形の鳥居が福島県郡山市の「開成山大神宮」にあります。昔は普通の白い神明鳥居(今も脇の参道に残ってます。)だったんですが、改修されて今の形になりました。神社の正面なので国道49号から、Googleストリートビューで見れますよ。(^▽^)