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【神社・史跡】甲斐武田神社(躑躅ヶ崎館)~信玄公墓所@ 山梨県甲府市古府中町・岩窪町

2022-02-04 | 神社・仏閣
 今回は、甲府市の北に位置する甲斐武田氏縁の神社、甲斐国の総鎮護でもある武田神社と信玄公墓所の紹介です。
晴れて山梨県民となったわけですからここは一度は、ごあいさつに参らねばとずっと思っていてようやく訪れることが出来た次第です。

【甲斐武田神社(躑躅ヶ崎館)】
 甲斐武田神社へは、甲府駅北口より県道31号(武田通り)を北へ2キロほどの位置に鎮座しています。
甲府駅から歩くとたっぷり30分ほどかかります。また、ずっと緩やかな登り坂になっているのでここは、駅前より武田神社行きのバスが出ていますので利用するのがいいかも知れません。
武田通り 甲府駅方面 赤い欄干の太鼓橋を渡り境内へと入ります。

狛犬一対 胸の筋肉が凄い!!マッチョな狛犬さん達です。

一の鳥居

二の鳥居

拝殿 

中門(左)を介した奥に本殿があります。
祭祀:武田晴信公(信玄公)
由緒はこちら(いつもサラッと由緒を伝える山梨神社庁にしては、えらく気合の入った由緒書きです。)
美しい能舞台(甲陽武能殿)
亀石(さざれ石)岐阜県揖斐川町産
    
手水舎に新しめの算額(江戸時代に神社や仏閣に奉納された数学の絵馬) が奉納されていました。興味のある方は是非解いて見て下さい。(サムネイルをそれぞれクリックして拡大します。)
 現在の神社拝殿~本殿と裏手一帯はかつての武田氏の(躑躅ヶ崎館『つつじがさきやかた』) などがあった場所で、過去に大規模な発掘調査が行われています。散策路も設けられていて当時の思いを馳せながら散策するのもいいかも知れません。
【マップ】

【武田信玄公の墓】
続いて、武田神社から南東へ800m(徒歩15分ほど)の場所にある信玄公の墓所へと訪れました。
武田信玄公墓所 住宅地の中にひっそりとあります。(駐車場がありません。ご注意ください)
思っていたほど派手さはなくいわゆる普通の墓所です。
信玄公の墓所と伝わる場所は、他、山梨県内にも大泉寺、恵林寺。長野県の諏訪の長岳寺と竜雲寺。和歌山、愛知、京都にも伝えられています。(写真クリックで拡大)

 元亀3年(1572) 上洛の為に甲府を発った信玄公ですが、翌天正元年(1573) 4月12日 53歳で陣中で病にかかり信濃国で亡くなりました。
信玄公は3年間その死を秘匿するよう命じ一旦ここ岩窪の地に埋葬されました。ここは信玄を火葬した場所とも伝わり、火葬塚とも呼ばれています。
嫡男の武田勝頼は遺言を守り、3年後の天正4年(1576)恵林寺にて本葬を執り行いました。(写真は甲州市塩山 恵林寺の前にある信玄公像)
【マップ】
※トップ写真は、甲府駅南口広場にある信玄公像


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