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【神社】喜多見氷川神社@東京都世田谷区喜多見

2017-04-16 | 神社・仏閣
久しぶりに都内の神社・仏閣を散策して参りました。
まず初めにご紹介するのは、東京都世田谷区喜多見4に鎮座する喜多見氷川神社に参りました。
京王線調布駅より小田急バスに乗車して30分ほど。「二の橋」バス停で下車。
そこから歩くこと10分あまりで到着です。

一の鳥居

こちらは二の鳥居になります。
承応三年(1654)建立(喜多見勝忠の子重恒と重勝の兄弟によって建立)で、区内で最古の鳥居なのだそうです。
石製鳥居では、あまり見かけない高い根巻きが特徴的です。材質は花崗岩で世田谷区指定有形文化財(建造物)になっています。締め縄も独特な形状ですね。

祓戸社 祠など何もありません。9月に執り行われる祭礼の際に、ここで修祓が行われるそうです。

立石大神 付近で出土した石棒がお祭りされていました。

龍石 昭和55年、崇敬者より奉納されたもの。龍に形が似ているという訳では無さそうで、どうやら“龍石”と呼ばれる水石界では珍重されている石らしいです。

狛犬 王道の唐獅子タイプ

入母屋造りの拝殿 祭祀:素盞鳴尊 配祀神:天照大神・稲田姫命
境内社:稲荷神社・天神社・大山祇神社・月読神社・出雲神社・大鳥神社・祖霊社
由緒:当社は天平十二年(740)の創建と伝えられているが、延文年間(1356~60)に宮殿大破し、ついで多摩川洪水のため古縁起・古文書など流失して詳細は明らかではない。古く多摩川岸に近いところにあったという。
 永禄十三年(1570)この地の領主江戸刑部頼忠(東京の開祖江戸重長の末流で後に喜多見氏と改めた)は当社を修復し国家安泰・武運長久を祈願し、天和二年(1682)喜多見若狭守勝忠は篤く当社を敬い神領五石二斗を寄進し再興す、慶安二年(1687)喜多見若狭守により再建せられた。
 承応三年(1654)に喜多見重恒・重勝兄弟は銘文を刻んだ石の鳥居を寄進し今に残っている。また当社の別当を華蔵院と称し、慶安二年(1649)徳川家光より社領十石二斗余りを賜わっている。
 もと祭礼には湯立神楽が奉納された。明治十七年郷社に昇格し、大正十一年社殿改築の計画が震災により一時中止となり同十五年に落成した。昭和六十三年不慮の災いをうけ社殿焼失、平成二年に現社殿を再建す。
(同社HPより)

ちょっと残念だった御朱印

住宅街の中に突然現れる広い境内
参道が長く周囲を樹木で覆われているため都心の神社の割には、とても清々しい気分にさせてくれます。
御朱印を頂戴すると当社の裏手にある梅園で採れた梅で神饌の梅干しを頂ける情報があったのですが残念ながら今年は天候不良で数が作れず頒布は終了してしまったそうです。サクラさんは残念がっていました。
【マップ】

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