今年の正月休みは、千葉県君津市に住む妹夫妻の自宅へ年始に出かけて参りました。正月はTVをダラダラ観ては、食っちゃ寝で終わるのが目に見えていたので今年は、前もって房総半島の行きたい場所をピックアップしておいて妹夫妻を巻き込み出かけて参りました。
そんな訪れた中でも特に印象的だったのが今回紹介する勝浦市にある鵜原海岸の砂浜に建つ白い靖国鳥居です。
鵜原海岸(海水浴場) 美しい砂浜で有名です。日本の渚・百選 に選ばれるほどの人気のビーチでもあります。(写真クリックで拡大します。)
その砂浜の中央に白い神明鳥居が建っています。
笠木には、自然木をそのまま使っている様です。
鳥居の向きは、南西を向いているのですが特に意味は無さそうです。
房総半島で見られる神社の多くの鳥居は、みな白いのですが何か意図があるのでしょうか?以前から疑問に思っています。
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鳥居があるなら当然この近くに何処かお社があるはず。
ちょうど鳥居の前に「奉八坂神社」と書かれた幟立てがあり八坂神社を探し訪ねて見ました。
八坂神社 鵜原海岸から北へ徒歩10分ほどの住宅街の中にありました。
狛犬一対
拝殿
社額
向拝下に見られる見事な双竜の彫り物
神社には珍しい鯱が左右一対 裏山一帯は暖帯性海岸林として貴重な極相林 が構成されているとかで山火事にかなり気を使っている様子。そんな理由からの鯱なのかも知れません。
本殿
祭祀:建速須佐之男命
由緒:八坂神社は、棟札の文から建立時期は延宝6年(1678年)6月に勧講したと推定されます。建立者は、名主・柴代杢右衛門が現在の天王山に祠を建て勧講したものです。祭礼神が、素盞鳴尊で鵜原地区に悪疫が流行し多くの死者がでました。名主の柴代杢右衛門も患い、尾州海東郡津島に鎮座する津島神社の分霊を勧講疫病退散を祈願しています。例祭は毎年7月第4土曜日、津島祭札にならい大名行列を行います。(こちらから引用)
拝殿の向きは、由緒にある愛知県津島市に鎮座する津島神社の方向へ向いている様です。
裏山に登れるという情報があったので、拝殿右手より続く階段を登ってみました。
奥宮鳥居
奥宮
奥宮から望む鵜原海岸(藪が高かったので三脚にiPhoneを取付リモート撮影)サーファーにも人気の鵜原海岸 初めて訪れましたが美しい砂浜と穏やかな波打ち際にすっかり魅了されました。
【マップ】
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