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【仏閣】北向観音@長野県上田市別所温泉

2019-06-02 | 神社・仏閣

 続いて上田駅より南西に伸びる上田電鉄別所線の終点「別所温泉駅」から歩くこと10分ほどの場所にある「北向観音」の紹介です。

別所温泉は景行天皇の時代、日本武尊が東征の折り七ヶ所の温泉を開いたことから「七苦離の温泉」と名付けたという説と(WIKI)清少納言の「枕草子」にある「湯は七久里の湯」が起源ではないかという説もあるそうで、いずれにしてもその歴史は信州最古だそうです。別所温泉駅より北向観音に至る道はダラダラと登る坂ではありますが、北向観音のすぐ手前には、ななくりの湯と呼ばれる足湯があります。さすがに立ち寄り湯に入浴する時間がなかったのでせめて足湯に浸かってみることにしました。

ぬるっとしたその泉質は、単純硫黄温泉で弱アルカリ性です。古い角質を軟化させるので美肌効果があり美人の湯とも言われ女性に人気の温泉でもあります。
さて、ななくり湯のすぐお隣が北向観音となります。

腰巻川 トップ写真のゲートをくぐり階段を降りたすぐ下を流れています。
昔ながらの土産物店が並ぶ参道 
北向観音 本堂
(サムネイルをクリックして拡大)
縁起:本尊は千手千眼観世音菩薩で北斗星が暗夜の指針となるように、この北向きの、み仏は衆生を現世利益に導く霊験があり、南向きの善光寺と相対し古来両尊を参詣しなければ片詣りになるといわれている。
 天長2年(825年平安時代)常楽寺背後の山が激しく鳴動を続けた末、地裂け人畜に被害をあたえたので、これを鎮めるため慈覚大師が大護摩を厳修すると紫雲立ちこめ金色の光と共に観世音菩薩像が現れた。大師自らこの霊像を彫み遷座供養したと伝えられている。木曽義仲挙兵の際消失したが源頼朝が再興し、その後北条義政及び代々の上田藩主より寺領の寄進があった。(以上はこちらより引用)

北向きにお堂が向いているお寺は全国的にも珍しいそうです。大抵は南か東向きになっています。
なぜわざわざ北向きにお堂を建てたのでしょうか?
その訳は、縁起にもあるように、ここは長野市内にある善光寺と対をなすお寺として建立したからなのだそうです。
善光寺のご本尊は阿弥陀如来(一光三尊阿弥陀如来像)で、極楽浄土に導いてくれるという来世に対してのご利益があります。
一方ここ北向観音のご本尊は千手観音菩薩(千手千眼観世音菩薩)で、災難・延命・病気治癒などあらゆる現世利益にご利益があります。
このことから古来「現在」と「未来」のいずれかだけでは片詣りであるので両方をお詣りするのが良いとされてきたからなのだそうです。

額堂 神社で言えば、人々の願いを託した「絵馬」を奉納する場所と同じ役割を担うお堂です。なぜか仁王像がいらっしゃいました。

ご神木の夫婦杉です。左側の3本目はまだ背丈が低いので子供?でしょうか?

愛染桂(カツラ)の樹
樹齢1200年の老木で天長の昔、火口出現の観音菩薩が影向した霊木といわれる。境内の東隅にある愛染明王道とこの桂の木に囲んで巨匠川口松太郎氏が「愛染かつら」を書かれたことはあまりにも有名である。
若い人たちからは縁結びの霊木として親しまれている。
昭和14年長野県の天然記念物に指定された。(案内板より)
川口松太郎氏の小説「愛染かつら」は当時のラブロマンスとしてあまりにも有名ですが、古すぎてさすがにピンと来ません。^^;

愛染堂 同じく境内にあります。恋愛成就のパワースポットなんだとか。

境内からは上田市内と山並みが見えました。

北向観音 別所温泉

実は、自分長野市内にある善光寺には未だ詣でていないんですね。ですので現在は片参りになっています。
いずれ、行く機会などあれば是非訪れてみたいと思っています。

【マップ】



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