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西新宿にある損保ジャパン本社ビル42Fにある東郷青児美術館で、現在開催されている<遊ぶ>シュルレアリスム ―不思議な出会いが人生を変える―を鑑賞して来ました。
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エントランスゲート
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42F 展覧会会場入口
シュルレアリスム …。
中学生の頃。美術の教科書に載っていた“ダリ・ミロ・エルンスト”
初めて見たそれらの現実離れしたその画風に(当時は「シュルレアリスム」等といった知識など微塵も持ち合わせていなかった純朴な中学生でした。)一中学生だった自分には、かなりの刺激の強い作品だった事を覚えています。
今でも何か無機質なもの。抽象的な作風の絵画やコラージュなどを見ると何かトキメクものを感じます。
今思うと「現実逃避」をしたかっただけなのかも知れないのですが…。
MCエッシャーや古賀春江などの作品が好きなのもそんなところから来ていたのでしょう。
さて、以下は本展覧会の紹介記事から
シュルレアリスムとは、第一次世界大戦後のフランスに始まり、やがて国際的に広まっていった20世紀最大の芸術運動です。
夢や無意識、非合理の世界に目を向けることで、現実の新しい見方や生き方を探り、伝統の枠から自由な芸術表現をめざしました。
そのためにシュルレアリストたちは、偶然のもたらす驚異や、たがいに無関係なイメージの結びつきによる意外性などに「不思議の美」を見いだし、「遊び」にも似た手作業を通じて、斬新な作品をつくりつづけました。
またオブジェ、コラージュ、フロッタージュなどの新しい身近な方法によっても、伝統や慣習にしばられない「遊び」の精神と、人生のあるべき姿を具体化しました。
本展覧会では、そうしたシュルレアリスムの軽やかでユニークな「遊び」の諸相に焦点をあてます。国内外のコレクションから、多彩な作家の絵画、写真、彫刻、オブジェのほか、雑誌・書籍などの資料をふくむ約200点を一堂に展示し、不思議な出会いにみちたシュルレアリスムの魅力に迫ります。
公式HPはこちら
まず…。見終わった直後のファーストインプレッション
まぁ、よくぞここまで集めたなぁ。と、思いました。
それもビッグネームの作品ばかり…。
ミロの作品との再会は、感動モノでした。まさかここで巡りあう事が出来たなんて!
巧みな技法を使って見るものに「どうやって書いたの?」と、思わせる作品や見るものの「思考に入り込んで想像を掻き立ててくれる」ものだったり。
あきらかに普通の絵画を見る時とは、違う回路を使って見ていることがわかります。
久しぶりに脳内に刺激を受けたいい展覧会でした。
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ジョルジョ・デ・キリコ 《イタリア広場》1914年
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サルバドール・ダリ《回顧された女の胸像》1933/1977年
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これ一冊で「シュルレアリスムの美術」がわかる!そうです。
チケットは、割引クーポンを使って一人
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42Fから見た展望
帰路は、ちょっと刺激されてコクーンタワーをシュルレアリスムぽく撮影してみました。
構成主義かな?
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両方ともiPhone4で撮影 やっぱりiPhoneの内蔵カメラはすぐれもの。
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