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天目山栖雲寺(せいうんじ 棲雲寺と紹介されている記事もあり )までは、中央線甲斐大和駅から国道20号線の景徳院入口を北東へ。景勝地の竜門峡のある日川渓谷沿いを走ること7キロほど登った山深い場所にあります。
ここの裏山(天目山)には、石庭があり巨石を見ながら周遊できるようになっています。(写真クリックで拡大)
広大な石庭は古代の禅道場だそうで、開山業海本浄禅師が作庭されたそうで、弟子と共に石上に坐していたそうです。今でも定期的に「石庭坐禅」が催されているそうです。
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拝観料¥300を収め、石庭に入るとすぐに斜面一帯に造られた石庭を鑑賞する事が出来ます。
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百字石 中央にお経が書かれています。
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座禅石 特徴的な巨石には、それぞれ名前が付けられています。
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地蔵菩薩摩崖仏(山梨県指定文化財 )
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文殊菩薩摩崖仏(山梨県指定文化財 )
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摩利支尊天 ここでの摩利支天とは陽炎(かげろう)を神格化した神様の事だそうです。目に見えない陽炎は多くの災難から私たちを隠し守護してくださると言った意味合いがあるようです。
また猪を神徒とし猪突猛進、ひるむことなく敵陣に突っ込む。まさに武将たちの戦いの神として崇敬されて来たようです。
武田家出陣の際には、天目山で必勝祈願の御祈祷がなされたそうです。
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扮怒岩と十六羅漢
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三尊石
天目山栖雲寺は、南北朝時代の 貞和四年(1348)に、業海本浄禅師 によって開山された臨済宗建長寺派の禅寺です。
戦国時代、天目山の戦いに於いて敗れた 武田勝頼が信長に滅ぼされるまで武田家の菩提寺として栄えていましたが、信長により焼討ちされたのち徳川家康の庇護により再建され現在に至っているそうです。
石庭は、いわゆる一般的な鑑賞する意味合いより自然の巨石群そのものに神聖な意味合いを感じ取る場として作庭されているんだそうです。
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