島木神明鳥居(今宮神社@東京都文京区音羽)
参考記事:【ウォーキング】鬼子母神~雑司ヶ谷霊園界隈 散策
鳥居の写真を整理していたら今まで当ブログで掲載していない鳥居があったので、この機会に紹介させて頂く。
鳥居研究の第一人者 根岸の分類するところでは“島木神明鳥居”として紹介されている鳥居である。
普通鳥居の「島木」と呼ぶ部位は、笠木の下に来るのだが(こちらを参照)島木神明鳥居は、貫が柱から突き出ていない事とあくまでも神明の形態を保っていることからあえて別のカテゴリとしている。
(ちなみに島木が無い鳥居は、伊勢型神明として存在する。)
八幡鳥居(後期型)の項でも述べたが「島木神明の重要な位置は~明神鳥居の基礎型である」と、根岸は考察している。
明治16年(1883)7月建立
左右の台石には、珍しい阿吽の狛犬の彫刻
(撮影:2013-08)
和泉国一宮 大鳥大社(大阪府堺市西区)の島木神明鳥居 全国にある大鳥神社の総本社(写真は、こちらより転載)
この鳥居は、良く見ると柱が八角柱で分類的には、内宮源鳥居となるが根岸も鳥居の研究で「これも元伊勢に存在した一形式だったのではあるまいか~確証が無いので島木神明と称して置くのが無難であろう」と、お茶を濁している。
参考記事:【神明】外宮鳥居・内宮源鳥居(島木神明)@猿田彦神社(三重県伊勢市)ほか(6/7写真追加)
参考記事:【ウォーキング】鬼子母神~雑司ヶ谷霊園界隈 散策
鳥居の写真を整理していたら今まで当ブログで掲載していない鳥居があったので、この機会に紹介させて頂く。
鳥居研究の第一人者 根岸の分類するところでは“島木神明鳥居”として紹介されている鳥居である。
普通鳥居の「島木」と呼ぶ部位は、笠木の下に来るのだが(こちらを参照)島木神明鳥居は、貫が柱から突き出ていない事とあくまでも神明の形態を保っていることからあえて別のカテゴリとしている。
(ちなみに島木が無い鳥居は、伊勢型神明として存在する。)
八幡鳥居(後期型)の項でも述べたが「島木神明の重要な位置は~明神鳥居の基礎型である」と、根岸は考察している。
明治16年(1883)7月建立
左右の台石には、珍しい阿吽の狛犬の彫刻
(撮影:2013-08)
和泉国一宮 大鳥大社(大阪府堺市西区)の島木神明鳥居 全国にある大鳥神社の総本社(写真は、こちらより転載)
この鳥居は、良く見ると柱が八角柱で分類的には、内宮源鳥居となるが根岸も鳥居の研究で「これも元伊勢に存在した一形式だったのではあるまいか~確証が無いので島木神明と称して置くのが無難であろう」と、お茶を濁している。
参考記事:【神明】外宮鳥居・内宮源鳥居(島木神明)@猿田彦神社(三重県伊勢市)ほか(6/7写真追加)
先日所用のため堺に行くことがありまして、合わせて大鳥大社を参拝して来ました。
拝殿手前にある鳥居を拝見させて頂きましたが、柱は八角形、笠木は伊勢鳥居と同じく五角形になっており、いわゆる外宮鳥居に非常に似ている形になっていました。
他にも色々な鳥居がありましたが、なぜこれだけがこのような形になっているのかは気になるところですね。
コメントありがとうございます。
確かに柱が八角柱なところは、気になるところですね。
以前の投稿(【明神・レア】八角柱鳥居(仮)@大酒神社(京都市右京区太秦蜂岡町)http://blog.goo.ne.jp/ruribo0209/e/b72009261d4f0894ede911392695ded9)八角形に言及した記事がありますのでご参考まで。
それと大鳥大社には、もうひとつ興味深いことがあります。
なぜか社殿~本殿の造りが大社造りなのです。
出雲で見られる大社造りは正面が右に寄っていて非対称ですが大鳥大社は、正面がそのまま拝殿と本殿に連なりワザワザ大鳥造りと言う呼称まであり興味はつきません。
また、何か発見されましたらご報告くださいね。