【旅行】立山黒部アルペンルート・一泊二日の旅（二日目）

旅行二日目
朝から晴天に恵まれ本日も絶好の旅行日和。本日は、待望の立山黒部アルペンルートの散策です。
ホテルを出発したのが7：10分頃
白馬連峰の山並みを見ながら千国街道を南下。信濃大町から県道45号に入り立山黒部アルペンルートの長野側玄関口 扇沢駅に1時間ほどで到着です。


ルートマップ （マップはこちらから転載） 本日はマップの扇沢から立山まで行きます。

扇沢駅 ここは、黒部駅へのトロリーバスの発着所になります。駅前には広大な駐車場がありマイカーで来られた方は、ここに停めて散策することになります。ただし全工程を散策するとなると8時間近くかかるので、マイカーで来られた大抵の方は室堂までで引き返されるようです。

標準観光時間と運賃料金表 プランの参考になさって下さい。（それそれの写真のサムネイルをクリックして拡大します。）

トロリーバスのりば まだ8時前ですが…。さすがに人気観光スポットです。本日は朝から大混雑

んっ！？出発時間はとうに過ぎていますが…。
どうやら臨時便が出ていた様です。無事に乗車できました。

関電トンネルトロリーバス 正式名は無軌条電車と言うそうです。今は、ここだけしか走っていないそうです。

黒部ダム駅に到着です。（所要時間16分）トンネル内（赤沢岳）に県境があります。

トンネルの回廊を抜けると…。

念願だった黒部ダムに到着しました！！






素晴らしい眺望です。そのスケールと落差がハンパないです。（高さ186m、堤長492m）

続いて、黒部平へとケーブルカーに乗車します。（乗車時間5分）

ケーブルカー黒部湖駅

所要時間 5分／0.8km 特徴は、全国でもここだけのトンネル内を走行する眺望の全く無いケーブルカーです。

黒部平 既に、ここは標高1828メートルです。

後立山連峰

次は、黒部平と大観峰を結ぶ立山ロープウェイに乗車します。（所用時間7分）

見た目普通のロープーウェーですが…。

ロープウェイを支えるワイヤーの直径は54mmと、ワイヤーの太さが日本一だそうです。

景観から支柱が一本もないロープウェイとしても有名です。

立山黒部アルペンルート・ 黒部平～大観峰駅に至る ロープウェーよりの眺望



大観峰より後立山連峰と黒部湖を望む（標高2316メートル）

背後には、雪がまだたくさん残っていました。

さて次は、立山黒部アルペンルートの中でも一番のハイライト雪の大谷が見られる室堂へと移動します。

時間になると改札口は大混雑

立山トンネルトロリーバス 立山連峰の主峰、雄山(3003m)の直下を貫通しているトンネル内を走行しています。
ここまでどうやってバスを運んで来たのか…。謎です。（所要時間10分）


室堂に到着しました。
ここで、自由散策時間があり昼食を摂り雪の大谷ウォークを楽しみました。







雪の壁の最高部は10メートルほどでした。やはり開通時と比べると大分低くなってしまったみたいです。
中国の観光客がとても目立ちました。

立山黒部アルペンルート・ 室堂～美女平 高原バス

ここから高原バスに乗車して美女平まで移動です。
360°の大パノラマ 素晴らしい景観の中を立山ケーブルカー美女平駅まで移動します。
何でも日本一高い場所を走るバスと言われているのですが“高い”とは、どうやら通行料金の事を指すみたいです。

立山ケーブルカー 美女平駅

何と言っても特徴は荷台を牽引している事でしょうか。実は、高原バスやトロリーバスはこのケーブルカーに牽引されて高所まで上げたそうです。（こちらを参照）


立山駅 （14：45分頃）

こちらからバスに乗車し再び北陸自動車道 立山IC～信州自動車道～なぜか長野ICで降り…！？。
峠のかまめしで有名なおぎのやさんに寄って、トイレ休憩の後JR上田駅まで戻りました。（到着時間：18：45頃）


上田駅19：20発 あさま628号 にて、乗車し帰路につきました。
東京駅20：52着

新幹線を利用した割には、バス移動が長く（往復580キロ）少々疲れました。
北陸新幹線で、黒部宇奈月温泉駅まで行ければ早いんでしょうがそれだと新幹線代が倍以上になってしまうため、バス移動で料金を下げる苦肉のプランなのでしょう。
しかし、それ以上に初日にトロッコに乗車し二日目に長野側から登る変則的なルートではありましたがアルペンルート全工程に乗車できて大満足でした。また、雄大な黒部ダムと素晴らしい山々の景観も素晴らしい物でした。大人気なコースなのも頷けます。
一生に一度は訪れないと後悔すると思います。

参考URL：立山黒部アルペンルート