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埋蔵文化財センター@多摩市落合

2012-10-19 | 縄文・古墳・遺跡・史跡
ここのところ、投稿記事がすっかり縄文一色だが、実は我が家では風前の縄文ブーム。
つい先日も知人の勧めで「縄文学会」に入会したばかり。
自分もサクラさんも一度懲り始めるとトコトンハマるタイプなのでそれはそれで困ったものだ…。^^;


我が家の家宝?の土器破片 とある筋から頂戴したもの。残された文様から全体像を想像するとワクワクする。

縄文学会学会誌 実は、定期的に開催されているイベントに参加したかったのも少なからず入会の理由の一つでもあったり。

今日は、永山に用事があったのだが、予定より早く済んでしまいこのまま帰るのももったいないね。
と、言う話となり以前投稿した記事のように勝坂遺蹟、原町田遺蹟とも遺物展示がショボく消化不良気味だったこともあって、急遽隣駅の多摩センターにある「東京埋蔵文化センター」へ足を伸ばすことにした。

以前ここへは、一度訪れた事があるのだが東京都内の遺跡調査の総本山でもある。
当初は、昭和40年の多摩ニュータウン造成時に、発掘された多数の遺物の保護や保存が主な目的だったそうだ。
また、あまり知られていないのだが昭和63年4月に(財)東京都教育振興財団と統合し、現在は公益財団法人東京都スポーツ文化事業団が母体となっている。




エントランス

酒造りに使用された土器



特徴的な技法でつけられた縄文土器特有の文様 








縄文時代前期~古墳時代晩期までを、年代毎に比較展示している。自分が知る限り今までありそうでなかった斬新な展示方法だ。
縄文早期(BC10000)~縄文晩期(BC3000)までの7000年の間 殆ど土器に進化が見られない...。
と、言うのもある意味凄い事だと思う。逆に石器時代の石槍から土器を想像するまでの課程が知りたい。

顔面(獣面)把手付き土器 ミミズク?



土偶数々 多摩ニュータウンでもなかなか興味深い土偶の数々が出土しているようだ。


未整理の大量の土器の数々 写真のように特徴的な縄文土器の素晴らしい物もまだまだああるようだ。






併設されている「縄文の村」かつて多摩ニュータウン開発地区の同地 ここで数多くの遺物が発掘されている。

秋深し~♫  

サンリオピューロランド

東京都埋蔵文化センター全景


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