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発掘された日本列島2009

2009-07-26 | イベント
今年も江戸東京博物館で開催された「発掘された日本列島2009」へ行ってきた。
今年は、特に目玉と言える内容の発掘物はなかったようだが興味深い発掘物が多かった。中でもサクラさん一押し「翼をひろげた鳥形埴輪(古墳時代 和歌山県 大日山35号墳出土)」興味深かった。なぜならば今まで水鳥等の鳥形埴輪は、見ることはあったがこの鳥形埴輪は、羽を広げまさに飛んでいる様を表現しているのだ。
また、「両面人物頭部」も珍しい。人物埴輪は数あれど、この埴輪はまさしく両面に顔があるのだ。
埴輪と言えば、死者の旅立ちへの供え的で儀礼的な物が多い中「飛ぶ」という行為を表現した「生きた」埴輪は、珍しいと思う。両面の顔も人物の埴輪に内面性を持たせて表現しているのかも知れない。いすれにしても今までにない興味深い埴輪だ。


「両面人物頭部」と「翼を広げた鳥」古墳時代(和歌山県 大日山35号墳出土)


東京都北区 西ヶ原遺跡からは、たくさんの小型土器や土偶、磨製石斧、打製石斧などが発掘された。都内でこれだけ一度に出土される例は珍しい。

福岡市 今宿五郎江遺跡から出土された木製「案(机)」と復元模型 弥生時代にこれだけのパーツを組み合わせた机があった事に驚く

島根県出雲市 中村1号墳出土 須恵器、装飾付大刀・柄頭、金環、銅鏡、馬具


同時開催されていた「よみがえる大極殿 平城遷都1300年」より

会場で、たまたま遭遇した「せんとくん」見慣れただけあって以外に可愛い!?


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