![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/5a/c17b50dc9b4227c3d52e1d89b52b0ef8.jpg)
この週末は、国立新美術館で現在開催中のダリ展を拝観して参りました。
何でも日本では、10年ぶりの回顧展だそうでシュールレアリスムの大御所ダリの展覧会とあらば是が非にでも見に行きたきいと思いつつも、ようやく時間が取れ出かけたのでした。
【展覧会概要】
スペインに生まれたサルバドール・ダリ(1904年-89年)は、もっとも有名な20世紀の芸術家の一人です。1929年に彗星のようにパリの美術界に登場し、シュルレアリスムを代表する画家として活躍しますが、やがてアメリカに進出、大きな成功と人気を獲得します。その一方で、映画や演劇、ファッションなどの異分野へも積極的に参画して、ウォルト・ディズニーやエルザ・スキャパレリなどとコラボレーションを行い、次々と著作を発表して、ジャーナリズムやメディアにも盛んに登場しました。芸術と芸術家のあり方を変革したダリは、まさに現代美術の先駆者の一人ということができるでしょう。本展は、ガラ=サルバドール・ダリ財団(フィゲラス)、サルバドール・ダリ美術館(フロリダ州セント・ピーターズバーグ)、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)という世界の3つの主要なダリ・コレクションから招来される作品を中心に、国内所蔵の重要作品を加えて、約250点によって多面的なダリの世界を紹介する、日本では約10年ぶりとなる本格的な回顧展です。(国立新美術館公式HPより)
国立新美術館へは、今回初めての訪問。
住所こそ港区六本木ですが最寄り駅は、メトロ千代田線 乃木坂駅のほうが断然近いです。もちろん六本木からも歩けますが六本木に用がなければ乃木坂駅の出口がエントランスと直結しているので歩かない分楽ちんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3a/0e49862d73d84fd065504165f13051bd.jpg)
我々が到着したのがちょうど12時半頃で、意外と空いていてすぐに入館出来たのですが…。
見終わったあとちょっと覗いてみたら…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/45/a7c1e2bc4cd939e87161273f1412b772.jpg)
入場制限がかかっていました。いいタイミングで入館出来たようです。午前中に行かれる事を強くお勧めします。
今まで、ダリと言えば「シュールレアリスム」の巨塔と言うイメージでしたが、彼の若き青年時代(1920年代)の作品にはキュビスムやピュリスム、そして印象派の影響を受けた作風の作品群がとても新鮮でした。
当時の彼がいろいろなジャンルにチャレンジしながら自分なりの作風を模索していた事がわかります。10代の作品群は、彼の異彩ぶりが良く分かるとても貴重な作品の数々でした。
そして彼の20歳代後半から代表作が連なるシュールレアリスムの作品群は、もはや圧巻の一言
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fb/ccb5c90595ee19cf9d3d967cdb095311.jpg)
子ども、女への壮大な記念碑(1929年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/bc/5d5ba2f09df38c2bc878ed6a6c8b3225.jpg)
謎めいた要素のある風景(1934年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d7/c9b7e7659703d76262d9a7145e289bde.jpg)
奇妙なものたち(1935年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/84/b570d0690b0b1eb52880d0d778ed28e4.jpg)
ポルト・リガトの聖母(1950年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/33/77b9f07d45f350bff2fef9dfed9107d4.jpg)
テトゥアンの大会戦(1962年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/df/cb400b0022f9544d185a16cd3c898c18.jpg)
記憶の固執(1931年)※本展覧会には掲示はありません。
残念だったのは、一番観たかった彼の代表作「記憶の固執」が今回展示から漏れていたこと。誰もが学校の美術の教科書などで、一度は目にしているこの作品。観るものに圧倒的なインパクトを与えるこの作品。シュールレアリスムなどという言葉や知識など全く知りもしない自分には、とても刺激的な作品でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/52/c77f0e38bafb728a92692a3353f49153.jpg)
代わりに“記憶の固執の崩壊”(1954年)という作品が展示されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/49/3ab7973d2c6a51a35261a77f64506c30.jpg)
ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌(1945年)
興味深かったのは、広島と長崎の原爆投下にショックを受けたダリが作品にそのモチーフを用いて製作した作品(ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌)がありました。
初見も多く、まただまし絵的な作風の作品もあって、エッシャー好きな自分としては大変興味深くとても新鮮に堪能することが出来ました。
IM動画ニュース 国立新美術館「ダリ展」(インターネットミュージアムより)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/9d/28626d2f16b478c02426e3826edd847e.jpg)
ミュージアムショップ さすがに充実した品揃えでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/cc/8ff17db7f8274c5e415c044da5210a65.jpg)
歪んだ時計の置き時計
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1f/a9f947ed1006bbce041bdacb37052b68.jpg)
同じくTシャツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/38/1f70d7b07a55989d83979516bee0479e.jpg)
タロットカード 全カードダリが描いています。(ちょっと欲しいかも)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d8/c0113d8d0246339529df543575681185.jpg)
大掛かりな限定ガラポン 一回 1ダリ300円也 1ダリ札は記念に貰えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/96/e08b1c1b43f9a8a11553d9d8d421d767.jpg)
歪んだ時計が出ました!一番人気らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/67/bd71bb19ddd99275ebb7db052aa0c281.jpg)
ピンバッチ 全7種 全体的にチトしょぼかったですね^^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/61/64a863bba52a024283b50c7db7247efd.jpg)
今回購入したもの パンフ、A5クリアファイル。
最後に記念撮影スペースがあり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/3c/027818bef9219f9605428d614ad00d8d.jpg)
メイ・ウェストの部屋 唯一ここで記念撮影が出来ます。IKKOさんに似てますね^^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/2d/4df9069525281a4590ab7564e49dd961.jpg)
目に見える部分は一枚の絵画で構成されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/85/1c02d2125fd39573b470b5cf8c364e0b.jpg)
こんな感じで鏡に映る自分たちを撮影します。
既に3時を回っており小腹が空いていたので、B1Fにあるカフェでランチを食べることに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/40/2bead1ae4287dbe3a2f6f79d781150c8.jpg)
ハッシュドビーフ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f8/9733cf9e9d4e49589f77e481c80c464c.jpg)
トマトクリームパスタ
少々お高めではありましたが普通に美味しかったです。
これだけの展示をこの日本で一同に見られる機会など、たぶん今後は無いと思われますので絶対お勧めです。
会期は、12月12日(月曜日)迄ですので、興味のある方はお早めに。
※ 一部を覗く作品のイメージは、こちらのサイトから転載させて頂きました。
何でも日本では、10年ぶりの回顧展だそうでシュールレアリスムの大御所ダリの展覧会とあらば是が非にでも見に行きたきいと思いつつも、ようやく時間が取れ出かけたのでした。
【展覧会概要】
スペインに生まれたサルバドール・ダリ(1904年-89年)は、もっとも有名な20世紀の芸術家の一人です。1929年に彗星のようにパリの美術界に登場し、シュルレアリスムを代表する画家として活躍しますが、やがてアメリカに進出、大きな成功と人気を獲得します。その一方で、映画や演劇、ファッションなどの異分野へも積極的に参画して、ウォルト・ディズニーやエルザ・スキャパレリなどとコラボレーションを行い、次々と著作を発表して、ジャーナリズムやメディアにも盛んに登場しました。芸術と芸術家のあり方を変革したダリは、まさに現代美術の先駆者の一人ということができるでしょう。本展は、ガラ=サルバドール・ダリ財団(フィゲラス)、サルバドール・ダリ美術館(フロリダ州セント・ピーターズバーグ)、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)という世界の3つの主要なダリ・コレクションから招来される作品を中心に、国内所蔵の重要作品を加えて、約250点によって多面的なダリの世界を紹介する、日本では約10年ぶりとなる本格的な回顧展です。(国立新美術館公式HPより)
国立新美術館へは、今回初めての訪問。
住所こそ港区六本木ですが最寄り駅は、メトロ千代田線 乃木坂駅のほうが断然近いです。もちろん六本木からも歩けますが六本木に用がなければ乃木坂駅の出口がエントランスと直結しているので歩かない分楽ちんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3a/0e49862d73d84fd065504165f13051bd.jpg)
我々が到着したのがちょうど12時半頃で、意外と空いていてすぐに入館出来たのですが…。
見終わったあとちょっと覗いてみたら…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/45/a7c1e2bc4cd939e87161273f1412b772.jpg)
入場制限がかかっていました。いいタイミングで入館出来たようです。午前中に行かれる事を強くお勧めします。
今まで、ダリと言えば「シュールレアリスム」の巨塔と言うイメージでしたが、彼の若き青年時代(1920年代)の作品にはキュビスムやピュリスム、そして印象派の影響を受けた作風の作品群がとても新鮮でした。
当時の彼がいろいろなジャンルにチャレンジしながら自分なりの作風を模索していた事がわかります。10代の作品群は、彼の異彩ぶりが良く分かるとても貴重な作品の数々でした。
そして彼の20歳代後半から代表作が連なるシュールレアリスムの作品群は、もはや圧巻の一言
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fb/ccb5c90595ee19cf9d3d967cdb095311.jpg)
子ども、女への壮大な記念碑(1929年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/bc/5d5ba2f09df38c2bc878ed6a6c8b3225.jpg)
謎めいた要素のある風景(1934年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d7/c9b7e7659703d76262d9a7145e289bde.jpg)
奇妙なものたち(1935年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/84/b570d0690b0b1eb52880d0d778ed28e4.jpg)
ポルト・リガトの聖母(1950年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/33/77b9f07d45f350bff2fef9dfed9107d4.jpg)
テトゥアンの大会戦(1962年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/df/cb400b0022f9544d185a16cd3c898c18.jpg)
記憶の固執(1931年)※本展覧会には掲示はありません。
残念だったのは、一番観たかった彼の代表作「記憶の固執」が今回展示から漏れていたこと。誰もが学校の美術の教科書などで、一度は目にしているこの作品。観るものに圧倒的なインパクトを与えるこの作品。シュールレアリスムなどという言葉や知識など全く知りもしない自分には、とても刺激的な作品でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/52/c77f0e38bafb728a92692a3353f49153.jpg)
代わりに“記憶の固執の崩壊”(1954年)という作品が展示されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/49/3ab7973d2c6a51a35261a77f64506c30.jpg)
ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌(1945年)
興味深かったのは、広島と長崎の原爆投下にショックを受けたダリが作品にそのモチーフを用いて製作した作品(ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌)がありました。
初見も多く、まただまし絵的な作風の作品もあって、エッシャー好きな自分としては大変興味深くとても新鮮に堪能することが出来ました。
IM動画ニュース 国立新美術館「ダリ展」(インターネットミュージアムより)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/9d/28626d2f16b478c02426e3826edd847e.jpg)
ミュージアムショップ さすがに充実した品揃えでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/cc/8ff17db7f8274c5e415c044da5210a65.jpg)
歪んだ時計の置き時計
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1f/a9f947ed1006bbce041bdacb37052b68.jpg)
同じくTシャツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/38/1f70d7b07a55989d83979516bee0479e.jpg)
タロットカード 全カードダリが描いています。(ちょっと欲しいかも)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d8/c0113d8d0246339529df543575681185.jpg)
大掛かりな限定ガラポン 一回 1ダリ300円也 1ダリ札は記念に貰えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/96/e08b1c1b43f9a8a11553d9d8d421d767.jpg)
歪んだ時計が出ました!一番人気らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/67/bd71bb19ddd99275ebb7db052aa0c281.jpg)
ピンバッチ 全7種 全体的にチトしょぼかったですね^^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/61/64a863bba52a024283b50c7db7247efd.jpg)
今回購入したもの パンフ、A5クリアファイル。
最後に記念撮影スペースがあり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/3c/027818bef9219f9605428d614ad00d8d.jpg)
メイ・ウェストの部屋 唯一ここで記念撮影が出来ます。IKKOさんに似てますね^^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/2d/4df9069525281a4590ab7564e49dd961.jpg)
目に見える部分は一枚の絵画で構成されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/85/1c02d2125fd39573b470b5cf8c364e0b.jpg)
こんな感じで鏡に映る自分たちを撮影します。
既に3時を回っており小腹が空いていたので、B1Fにあるカフェでランチを食べることに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/40/2bead1ae4287dbe3a2f6f79d781150c8.jpg)
ハッシュドビーフ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f8/9733cf9e9d4e49589f77e481c80c464c.jpg)
トマトクリームパスタ
少々お高めではありましたが普通に美味しかったです。
これだけの展示をこの日本で一同に見られる機会など、たぶん今後は無いと思われますので絶対お勧めです。
会期は、12月12日(月曜日)迄ですので、興味のある方はお早めに。
※ 一部を覗く作品のイメージは、こちらのサイトから転載させて頂きました。
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