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【寺院】金峰山 永林禅寺@八王子市下柚木

2014-07-20 | 神社・仏閣
続けて、先日参加した歴史古街道団分科会主催による「大栗川周辺史跡散策ウォーキング」の際に訪れた曹洞宗 金峰山永林寺の紹介です。

【マップ】八王子市下柚木4


実は、ここ永林寺には以前にも紹介した「ほどくぼ小僧」の主役「勝五郎」の墓があると言うので以前から訪れてみたいお寺でもあったのでした。
京王相模原線 堀之内駅から野猿街道沿いの大栗川を柚木緑道沿いに遡り、下柚木交番前から旧野猿街道沿いを行き柚木中央小学校の先を右手に入ると突き当りに永林寺の山門が見えてきます。

総門(柚木の赤門)

朱塗りの門と白塀の五条線は格式が高い寺院にしか許されていなかったそうです。


山門をくぐると両側に十六羅漢がお出迎えしてくれます。

笑佛さま 前回ご紹介した宗院寺の布袋さまといい、なんとも見るものに癒やしを与えてくださるお顔立ちでしょうか?


仁王門
 
こちらの仁王像は、腹筋の表現が素晴らしく女性陣にはオオウケでした。

豊川殿 永林寺山内の守護神として、愛知県の豊川稲荷より分霊されたものだそうです。

本殿 木造銅板葺きの華麗な造りの本殿

三重塔

こちらには、何の説明もなかったのですが象に座る天狗?の姿が興味深かったのでご紹介

岩船地蔵 地蔵信仰にもブームがあったようで「岩船地蔵」信仰(江戸享保年間)もそのひとつだそうです。

境内の墓地裏手は「由木城址」となっています。

由木城址 鎌倉時代に武蔵七党の一つ横山党に属する由木氏の築城と伝わります。

大石定久像 ここで「弓の持ち方」が、おかしいとの意見が。
確かに、弓道の基本「射法八節」の型からすれば立ち姿勢の「執り弓」では弓を順手で握り小脇に挟みこむように弓の先を体の中央に寄せるようです。
まぁ、この辺りは実戦と演技との違いということで…。

さて、懸案だった勝五郎の墓所へ向かいました。

譚底潜龍居士 戒名が右にズレて書かれています。後にここへどなたかと一緒に弔ってもらうつもりだったのでしょうか?

右下に「勝五郎」五十三歳の文字が見えます。

参考記事:
あじさい祭り@高幡不動尊“金剛寺”(日野市)
【ウォーキング】大栗川周辺史跡の探訪Part2(瀧谷戸~東中野~番馬公園~阿弥陀堂~愛宕神社~熊野神社)
【史跡散策】ほどくぼ小僧~勝五郎生まれ変わり伝説 藤蔵の生家を訪ねて

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